池生神社49 アフリカ・マリの新石器時代遺跡2
2016.4.3 池生神社49 アフリカ・マリの新石器時代遺跡2 マリのどういう場所にどんな遺跡があるのか、マリの気候風土や地理・地形などを知りたかったのですが、あまり情報がなかったので<(_ _)>、サハラ砂漠について調べてみると、サハラ一帯は初めから乾燥地帯だったわけではなく、湿潤と乾燥を繰り返してきたということが分かりました。...
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2016.4.4 池生神社50 アフリカ・マリの新石器時代遺跡と縄文遺跡3 サハラ砂漠に新石器時代の遺跡がたくさん残された時代は、日本では縄文文化が花開いていた時代で、その頃の日本では世界に先駆けて土器が作られていて、豊富に採れる新鮮な魚介類を煮炊きして豊かな食生活を送っていたようです(^o^)。...
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2016.4.6 北の縄文遺跡群2 北海道に人が住み始めたのは旧石器時代だそうですが、その当時は氷期で、間宮海峡(深さ約10m)や宗谷海峡(深さ約60m)は海退で陸地になっており、サハリンと北海道は大陸から突き出た陸続きの長い半島のようになっていたようです。 20000年前の海岸線...
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2016.4.7 縄文時代の文化 縄文時代はその草創期から晩期まで1万年以上も続いていたにもかかわらず、縄文人は「文字」を残さず、王制(天皇制)のような支配体制も作らなかったようです。...
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2016.4.9 北の縄文遺跡群と世界文化遺産登録申請 日本のカミサマたちは、エジプトやギリシアやローマのカミサマたちのようにはるか昔に存在した過去の「文化遺産」ではなく、今も現役なのです(^o^)。...
View Articleスプリング・エフェメラル カタクリ4
2016.4.10 スプリング・エフェメラル カタクリ4 花の最盛期を見に行くことはできませんでしたが、そろそろタネになっているかな?と行ってみました。 まだ咲いているものもあり、これから咲く蕾もいくつかはありましたが、ほとんどの花は終わって、タネができつつある所でした。 中央にあるのはムサシアブミです。 咲いている花 咲いている花と終わってタネになりつつある花 立派なタネになったもの...
View Articleカタクリと鹿と塩と人間
2016.4.11 カタクリと鹿と塩と人間 カタクリは古語ではカタカゴと呼ばれ、堅香子の字を当てられていますが、花を付けない株は一枚葉(片葉)であること、葉に鹿の背中のような斑点があることから、「片鹿子」なのではないかという説もあるようです。カタクリの葉...
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2016.4.12 時代区分 縄文時代や縄文遺跡の世界史上の位置付けがはっきりしないのは、『古事記』を元にこの時代を荒唐無稽な神話の時代としてきたこともさることながら、この区分が日本だけのものだからかもしれません。...
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2016.4.13 縄文土器 縄文土器と言えば、井戸尻考古館にはびっくりするほどいろいろなデザインや意匠の縄文土器がたくさん展示してありました(^o^)。およそ5000年前から4000年前の縄文時代(新石器時代)中期のものだそうですが、同じデザインのものはないようです。...
View Article弥生土器と青銅器と鉄器
2016.4.15 弥生土器と青銅器と鉄器本郷台地の麓の根津は、弥生時代には本当に「津(みなと)」だったのかもしれませんね(^_-)。 弥生土器の焼成技法は、土器の焼成前の赤彩(縄文土器は焼成後に赤彩)といっしょに九州北部で発生したと推察されているそうですが、九州から関東まで時期差があり、弥生土器の出現が東に行くにしたがって遅くなっているそうです。...
View Article銅鐸(青銅器文化)と徐福伝説
2016.4.16 銅鐸(青銅器文化)と徐福伝説 銅鐸は、紀元前2世紀から2世紀の約400年間にわたって製作、使用されていたそうですから、時期的にもスサノオ以前に渡来した弥生人が持ち込み、スサノオと鉄の渡来によって役目を終えたということのようです(^o^)。...
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2016.4.17 チバニアン 少し前に、千葉県市原市にある約77万年前の地層が、「第四紀更新世前期・中期境界の地磁気逆転地層の時代の国際標準模式地」として国際学会に登録の申請がなされ、世界の地質学者で作る「国際地質科学連合」で国際標準模式地と認められれば、この時代がラテン語で“千葉時代”を意味する「チバニアン」と名付けられるかもしれないというニュースがありました。...
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2016.4.18 チバニアン2 この地球磁場の研究にはプレート・テクトニクスも大きくかかわっており、生物の大量絶滅や気候変動には磁場の逆転が関係していると考えられるのだそうです。 プレート・テクトニクスといえば、熊本の地震はなかなか収まって来ないようで、範囲や被害はますます拡大しているようですが(T_T)、昨日はエクアドルでM7.8の大地震があったとのニュースもありました<(_...
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2016.4.19 チバニアン3 この養老渓谷は、山と山にはさまれた形状の谷ではなく、千葉県中央部に盛り上がった上総丘陵の侵食谷で、比較的平坦な土地から下に落ち込むように形成された谷なのだそうですが、この養老川の支流の梅ヶ瀬渓谷では、2012年に90万年前に生息していたという、今のトドよりずっと大きい体長5m・体重3tもある世界最大のトドの化石が発見されているそうです。...
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2019.4.20 チバニアン4 去年秋に、古代の海と塩を辿るために訪ねた長野県の大鹿村の中央構造線博物館で「中央構造線」と「ジオパーク」を知ってからというもの、ニンゲンの歴史から地球の歴史へと関心が移ってしまいジオパークづいています(^o^)。http://blogs.yahoo.co.jp/sweetbasil2007/42512667.html...
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2016.4.22 チバニアン6 津波と古代の海 東日本大震災の大津波以降、地質調査で貝を含んだ砂の層が出てくると、たいてい「津波の跡である」と解説されるのですが、私はこれも違うだろうと考えています。...
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