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チバニアン2

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2016.4.18 チバニアン2
 
この地球磁場の研究にはプレート・テクトニクスも大きくかかわっており、生物の大量絶滅や気候変動には磁場の逆転が関係していると考えられるのだそうです。
 
プレート・テクトニクスといえば、熊本の地震はなかなか収まって来ないようで、範囲や被害はますます拡大しているようですが(T_T)、昨日はエクアドルでM7.8の大地震があったとのニュースもありました<(_ _)>
 
熊本には布田川断層・日奈久断層があり、地震はこの断層に沿って起きているということなのですが、熊本から北東方向と南西方向にも広がってきていて、昨日は新しい断層が現れたとの報道もあり、この一帯は地溝帯で中央構造線の一部であるということも報道されていました。ということは、この一連の地震は局所的なものではなく、プレートの移動によるものなのではないでしょうか。
 
日本列島を縦断する中央構造線
イメージ 1

 
イメージ 2

地震の揺れは、南西に八代、北東に大分から愛媛までこの中央構造線に沿って広がってきているようです。この広がり方や新しい断層が現れるほど大きな規模の地震が続いていること、揺れているのは日本だけではないことを考えると、これは局地的なものではなく、全地球規模の変動なのではないかと私は思うのですが<(_ _)>
 
このところ世界でも日本でも大地震や噴火が頻発し、その間隔も短くなってきているような気がしてならないので、プレートの移動とマグマの活動が活発になって来ているのではないかと考えて、ニュースを聞くたびにメモしていたのですが、今年に入ってからだけでも
2016.1.4 M6.7 インド
2016.2.6 M6.4  台湾 台南市
2016.3.2 M7.8  スマトラ沖
2016.4.14 M6.5 熊本
2016.4.16 M7.3 熊本
2016.4.17 M7.8 エクアドル
と立て続けに大規模地震が起きているのです。
 
なぜこんなにプレートが大きく動き始めたのだろう?と考えていたのですが、昨日チバニアンについて調べていて、地球規模でプレートが大きく動いているのだとすれば、これはひょっとするとマントルコアの動きが早くなってきたからで、地磁気の逆転が起きようとしているのかもしれない・・・・ ふとそんなことを考えました。もしそうだとすれば「日本沈没」どころの規模ではないことになるわけですが<(_ _)>
 
私はプレート・テクトニクスもチバニアンも、最近知ったばかりで、その理論を体系的に深く詳しく知っているわけではありませんから、これは理論的な裏付けや根拠がある推理ではなく感覚的なものなのですが、最近の地震や噴火の頻発については、もっと大きな視点で総合的に考える必要があるのではないかという気がします。
 
360万年の間に11回の磁場の逆転が起きていたのであれば、33万年前後に1度くらいの頻度で逆転が起きていたことになりますが、現在は最後の逆転からすでに77万年経っているのですから、これは逆転が二度起きていたとしてもおかしくないほどの期間だということになりますよね。
 
磁場の逆転については、私はまだ全く何も分からないのですが<(_ _)>、マントルコアの流動性の変化については、もしかすると地球の自転が徐々に内部のマントルコアの流動性に影響を及ぼして、77万年の間にプレートを大きく動かしてしまうくらいの加速度がついてしまったのかもしれない、とふと思いました。
 
これも昨日マントルコアには流動性があるということを知って、中心部に粘度の高い液体の入ったボールがぐるぐる回っているのをイメージした感覚的なもので、論理的な根拠はないのですが(^_^.)、地球は前回の逆転から77万年の間に77万(年)×365(日)=28105万回も同じ方向に回り続けていたことになるのですから、この回転は地球内部のマントルコアの動きに何らかの影響を及ぼしているのではないかと思うのですがどうでしょうか。



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