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台地の端(はな)4 日吉台・矢上台

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2018.4.22 台地の端(はな)4 日吉台・矢上台
 
台地の端に造られている古い神社はどこもよく似ているので、写真を見てどこがどこだったか混乱してしまいます<(_ _)>
 
↓は慶応大学の日吉キャンパスのある日吉台の日吉神社なのですが、目白台や本郷台の神社とよく似ているでしょう?
 
神社は台地の端のこの石段の上
イメージ 1


イメージ 2


 イメージ 3


  
ここも台地の端で、下には古代には海だった平地が広がっているのですよね。
 
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 そして日吉台から古代の海へ下る坂も、やはり同じような急坂です。 
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「古代には入り江(海)であった多摩川とその周辺の低地」に面した日吉台や矢上台にも縄文時代からの遺跡や古墳が多数あり、↓には7つの住居跡があったそうです。
 
日吉キャンパス内の弥生式住居跡
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↓の右後方に写っているのがその第六天古墳の石組みのようです。 
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この石組みは、ここから南方2kmのところにある独立丘陵上にあった第六天古墳玄室のものだと記されていますが、この独立丘陵とは、夢見が崎の加瀬山のことでしょう。現在は独立丘陵になっていますが、古墳時代にはここは周りを海に囲まれた島で、縄文時代から人が住んでいたこの島には貝塚や多くの古墳が残されていて、
 
第六天古墳もこの島にあったのですから。
 
現在は「加瀬山」と呼ばれているこの独立丘陵は、古墳時代までは入り江に浮かぶ島であり、鎌倉時代まではその形から「一文字山」と呼ばれていたようです。

 
ところで、霧島連山の硫黄山・新燃岳の火山活動が続いているのに、草津白根山でも火山性地震が増加してきてわずかな地盤の変化も観測され、火山活動が高まってきているようです<(_ _)>。あちこちで火山活動が連動して激しくなってきているような・・・・・
 
ナニワイバラはこの暑さであっという間に満開になり、咲くそばから散ってきているのですが、花びらではなく花ごと落ちているのはヒヨドリの仕業でしょうか。

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