2018.4.15 隕石の衝突と恐竜の絶滅2
隕石の衝突によって大量のすすが発生し、大型の恐竜が絶滅してしまったのは、隕石が落ちたユカタン半島が有機物の多い場所だったためで、そのような地域は、地球全体の13%しか存在しないので、「もしも隕石が落ちた場所が数百kmずれていたら、恐竜は絶滅していなかったかもしれない」のだそうです(^o^)。
歴史に「たら、れば」は無いといいますが、もしもこの隕石が、陸地よりもずっと広い面積を占めている海に落ちていたら、ちりもすすも発生しなかったでしょうから、大型の恐竜が絶滅することは無かったかもしれませんね。
でも、もしそうであれば、哺乳類が爆発的に増えてどんどん進化することはできなかったでしょうから、ホモ・サピエンスが現在のように地球全体に広がっていくことはなかったかもしれません。
今も恐竜が繁栄し続けているパラレルワールドを想像してみたくなってしまいますが、「天国・地獄」だとか、「地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界」の六道だとかも、現実である人間界を除いて宗教が作り出したパラレルワールドの一種なのでしょうか。
「聖書に書かれていることは全て事実であると信じるキリスト教原理主義者」のトランプ氏が、「自分の信じたいことだけが事実でほかはフェイクだ」として科学を否定し軽視する政策を打ち出していることを、果たしてそのようなやり方が世界に通用するものなのだろうか?と疑問に思ったのですが、この1年それが押し通され、懸念されていたことが現実化してきてしまったようです。
このような事態が続けば、優秀な科学者はアメリカから他国へ流出していってしまうでしょうけれど、科学による論理的な解明に向かう世界の潮流は変わらないでしょうから、アメリカだけが遅れていくことになるのではないでしょうか。
すでにアメリカからの頭脳流出は始まっているようですが、トランプ氏の科学軽視に.危機感を持った科学者たちが中間選挙への立候補者を続々と表明しているそうですし、トランプ氏への怒りから中間選挙に立候補しようとする女性の数も記録的に増えているのだそうです。
流れを変えることができるでしょうか。それともこのまま「人類の大絶滅」へと向かっていってしまうのでしょうか。