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隕石の衝突と恐竜の絶滅

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2018.4.14 隕石の衝突と恐竜の絶滅
 
後で読もうととりあえず切り抜いておいた記事の中に「恐竜絶滅 すすが原因」という記事がありました。
 
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恐竜の絶滅はこれまで、直径約9kmの巨大隕石がメキシコ・ユカタン半島に衝突し、その時に舞い上がったちりが日光を遮ったために寒冷化して植物が枯れ、食物連鎖のバランスが崩れたのが原因という説が有力だったのだそうですが、ちりが日光を遮った期間は数ヶ月程度だから大量絶滅は起こらないという見方もあったのだそうです。
 
アンモナイトや翼竜など生物の75%以上が絶滅したとされているこの大絶滅は、↑の記事では6500万年前ではなく6600万年前になっていますが、最新の研究では100万年も遡ったのでしょうか?ホモ・サピエンスが誕生してからまだ2030万年のようですから、100万年といえば現人類の全歴史よりず~っと長いのですが(^_^.)
 
それはともかくとして、急激な気温低下をもたらしたのはちりではなく、この時に発生した微小で軽い大量のすすが長期間大気を漂い続けたのが原因であると分析したという記事でした。
 
隕石の落ちたユカタン半島は、世界有数の油田地帯で、岩石が有機物や硫黄分を多く含んでいたため、この有機物や硫黄分が大量のすすを発生させたのではないかと考え、そのすすの量を計算してみたところ、15億トンのすすが発生し、そのうちの2割が高度1万m以上の成層圏に達して、気温はセ氏16℃下がったと試算したそうです。
 
16℃の気温低下は恐竜や翼竜といった大型の生物にダメージが大きく、恐竜より小さいワニやカメといった爬虫類、小型の哺乳類などは生き延びられる水準だったと分析したそうですが、なるほど、ワニやカメなどは現在も生息していますし、小型化した恐竜も生き残ったようですし、
 

大型の恐竜が絶滅した後、哺乳類は爆発的に増えて進化したのですから、この分析結果は、「結果から原因を推理する」というホームズの「逆の推理」から見ても納得できますね(^o^)

 
ワニといえば、歴史学者さんたちは「『古事記』に登場するワニはサメのことである」としていますが、
 
ワニもサイも大昔の日本には本当にいたのですよね(^o^)

ところで、↑の記事をひっくり返してみたら、裏は「オオタニサン」の記事でした。「オオタニサン」の快進撃は、連日大きなニュースになっていますね\(^o^)


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