5億4000万年のエディアカラ紀末には生物の大絶滅が起きて、エディアカラ生物群が絶滅してしまったのだそうですが、5億5000万年前に生息していたミミズのような生物(ニンゲンの遠い遠い先祖)は、この生物の大絶滅を生き延びて、エディアカラ生物群がいなくなった海で爆発的な進化を始めたと考えられているそうです。
急激な環境変化が起きると生物は対応できずに大絶滅が起きてしまうようで、地球の46億年の歴史の中ではこれまでに何度も生物の大絶滅が起きていたようです(T_T)。
一番有名なのは、2億5000万年前頃に出現してから長い間繁栄を誇っていた恐竜が絶滅した6500万年前の白亜紀末に巨大隕石の衝突によって引き起こされた大絶滅でしょうか。この時には、何度もの大絶滅時代を生き延びてきたアンモナイトも絶滅してしまったとされていますが、エディアカラ紀のミミズのような生き物の子孫たちの一部はこの大絶滅時代をも生き延びて、大型の恐竜がいなくなった世界で爆発的に繁栄したのですから、アンモナイトや恐竜も激変した環境に適応するように自分を変えて生き延び、オウムガイやイカやタコや鳥やコウモリになったのかもしれません(^o^)。
今日の新聞に9万年前のホモ・サピエンスの手の指の化石が発見されたという記事がありましたが、これはカミサマが6000年前に地球やニンゲンを作るよりも8万4000年も前にもう地球もあったし現人類もいたということですよね(^_-)。カミサマがニンゲンを作ったのではなく、ニンゲンがカミサマを作ったのです(^o^)。
ところで、今度は加計学園に関しても「ない」と言っていた文書が出てきたようです。去年森友学園・加計学園の問題が報道された時、これは単なる不正ではなく根が深い問題のようだと思ったのですが、加計学園に関しては証人喚問も無く、報道は「天下り」だとか「出会い系バー」だとかにすりかえられて、それがなんの関係があるのかよく分からないでいるうちに開校してしまいました。
森友の問題に関しては、財務省の関与や忖度やウソが次々に明らかになってきて、財務省の解体・再編に発展しそうですが、この問題の本質は財務省の忖度にあるのではなく、森友問題も、財務省・防衛省の隠蔽や忖度やウソも、文科省の忖度や教育現場への介入も、それらの背景には全て安倍首相や国会議員と神社本庁や日本会議や「国家神道」との深い関係があるのです。
新聞の「文藝春秋」の広告に「安倍政権と旧日本軍の相似形」という見出しがありました。このところずっと「なんだか戦前に戻そうとするようなおかしな方向に向かっているようだ」と感じていたのですが、やはりそうだったのですね。
防衛省の隠蔽では「文民統制」が効いていないことが分かりましたし、稲田朋美前防衛大臣は、日本は子供手当てを廃止して核武装を検討するべきだと発言し、すでに夫名義で軍需産業株を大量に取得していたそうですし、文科省は教科書や教育への介入を始めていますし<(_ _)>。2014年に元航空幕僚長で軍事評論家の田母神氏が都知事選に立候補したのもこの一連の動きに連動したものだったようですね。
これほどさまざまな隠蔽やウソが分かってきて、首相秘書官や補佐官や官僚の言っていることは「ウソばっか」であり、今の政府や多くの国会議員がおかしな方向に向かっていることが露になってきたのですから、この問題は末端の個人に責任を負わせる尻尾切りや財務省の再編程度ではすまなくなってきたのではないでしょうか。