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Channel: 歴史探訪
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ポポーの実

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2015.10.12 ポポーの実

 

昨日は、中央構造線と三波石の検証に出かけてみたのですが、ちいさな「ユーレカ・モーメント」がたくさんありました(^o^)

 

探訪ルートは、関越・花園I.C→埼玉県小鹿野町の「おがの化石館」→群馬県神流町の恐竜センター→三波石峡→関越・本庄児玉I.C

 

埼玉から群馬へと線と面で見たことでいろいろなことが分かったのですが、今日はちょっと植物のお話を(^_-)

 

埼玉・群馬・栃木方面へ行くと「道の駅」や「農産物直売所」が充実していて、新鮮な野菜や果物が種類も量も豊富に揃っているので、どこも土地が豊かなんだな~と思いながら帰りにはいつもあれこれたくさん買い込んでくるのですが、今回は博物館が開館する900前に着いてしまったので、先に「道の駅」に行くことにし、830の開店と同時にお店に入って、柿に栗にリンゴにイチジクに・・・とカゴに入れていると、パックに入ったポポーの実が目に入りました(^o^)

 

もうずっと前のことなのですが、知人の家で緑色の細長い実のなっている珍しい木を見て何の木か尋ねてみたら「ポポーの木」だということで、実はどんな味がするのか聞いてみると、甘くてアイスクリームのような実だとのことでした。

 

アイスクリームのような果物ってどんなものなのだろう?食べてみたい!と思ったのですが、お店で売られているのを見たことがなく、これまで食べてみる機会がなかったので、さっそく買い込みました(^o^)

 

ポポーの実

 
イメージ 1

左端の葉のついた実は、先日間違って切り落としてしまったまだ小さくて青いムベの実なのですがよく似ているので並べてみました(^o^)。ムベは木ではなく蔓性の植物なのですが。

 

ポポーは熟すると香りが強くなり、すぐに傷んでしまうのだそうですが、昨日は一つ香りが強くなっていたので早速食べてみました(^o^)


香りは完熟したリンゴのようで、果肉はオレンジ色、味はちょっとパイナップルに似ていて、食感はねっとりとしていてマンゴーアイスのような感じでした。なるほど、「アイスクリームのような実」ってこういうものだったのか(^o^)。柿の種を厚くしたような花豆のような種がいくつも入っていました。この種を播いてみようかな。

 

ポポーの種

 
イメージ 2

今日は3つのうちの一番小さいものが香りが強くなってきたので、切ってみました。切り口は↓のようです。

 
イメージ 3

 

今調べてみたら、外観がアケビに似ていて果肉や種の様子は柿に似ているので「アケビガキ」とも呼ばれていたそうですが、ムベは口の開かないアケビですから、ムベの方がよく似ているようです。

 

ポポーは五大湖周辺のネイティブアメリカンに古くから食べられてきた果物で、アメリカン・カスタードアップルとも呼ばれているそうですが、香りはリンゴに似ていて、見た目と食感はカスタードクリームのようですから、その名前の由来は納得ですね(^o^)。名前ってこういう風に、見立てや自分の知っている身近なものになぞらえて付けられていくようです(^o^)

 
 

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