2018.1.2 地球は熱湯の惑星だった?27 翼竜
2015年にサンチュウリュウを見た後、急に恐竜の記事が目に付くようになってきたのですが(^o^)、12月には新疆ウィグル自治区の白亜紀初期(1億2000万年前)の地層から、大昔に空を飛んだ爬虫類「翼竜」の卵が200個以上見つかり、「ハミプテルス・ティアンシャネンシス」と名付けられたという記事もありました。
2014年までに雌雄40匹以上の化石が見つかり、その後の調査で215個の卵の化石が確認され、一部の卵には胎児の化石も残っていたのだそうです。でも、胎児とは「生物学上は胎生の動物の母体の中で胚が器官原基の分化が完了してから出産までの成長中の子を指す」のですが、卵生の爬虫類の卵の中にいた子も「胎児」というのでしょうか???
「雌雄40匹以上の化石」というのは、このハミプテルス・ティアンシャネンシスは卵を生み、飛ぶこともできたけれど、鳥ではなく「空を飛ぶ爬虫類」だったから40羽ではなく40匹なのでしょうね?
この記事を見て、翼竜が鳥になったのかと思ったのですが、翼竜の翼は羽毛ではなく膜構造だったそうですから、こちらは鳥ではなくコウモリの先祖でしょうか(^o^)。恐竜の定義では、「恐竜は系統的に異なる翼竜、魚竜、首長竜などは一切含まない独立した分類群」だそうですから、翼竜は恐竜ではないようですし(^_-)。
でも、これらの発表をされる学者さんたちや記事にする方たちは、翼竜は恐竜ではないと考えているのか、「通俗的な認識」で恐竜だと考えているのか、どちらなのでしょうね?
↓の記事では、勝山市の1億2000年前の地層から見つかった新種の恐竜の化石は小型の肉食の獣脚類の恐竜で、この小型の恐竜が鳥類に進化したと恐竜博物館では考えているようです。
また、↓の記事には「小型恐竜から進化した鳥類の卵は・・・・」と記されていますから、米フロリダ州立大の研究チームもモンゴルで発見された小型草食恐竜プロトケラトプスが鳥類に進化したと考えているようです。
↓の記事にも、ニワトリより小さい獣脚類恐竜か鳥類の卵の化石で「恐竜から鳥類に移行する期間の卵の可能性がある」と記されていますから、やはり恐竜が鳥になったと考えられているようです。
現在は恐竜が鳥になったという考えが主流のようですね。猛禽類は獰猛ですし、脚を見ると太くて恐竜のようですから、鳥類の先祖は本当に恐竜だったのかもしれません。