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地球は熱湯の惑星だった?28  恐竜は絶滅した?

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2018.1.3 地球は熱湯の惑星だった?28  恐竜は絶滅した?
 
Wikipediaには「空の生態系における頂点に君臨した翼竜も魚竜、首長竜、恐竜と同様に白亜紀末の大量絶滅からは逃れられず、絶滅した。
 
と記されていましたが、生物の大量絶滅の第一回目の44千万年前から隕石の衝突によって恐竜が絶滅したという5回目の大量絶滅まで、毎回全ての生物が絶滅してまた0から新しい生命体が生まれたわけではなく、生物は形を変えて生き続けていたのではないでしょうか。
 
少なくてもアンモナイトは古生代シルル紀末期(もしくはデボン紀中期)から中生代白亜紀末までのおよそ35千万年前後の間繫栄し続けていたことが分かっているわけですし(^o^)
 
生命が誕生するには高温の海が必要だったようですが、その海は徐々に冷えてきて、古生代シルル紀末期頃にはアンモナイトがおおいに繁殖できるくらいの温度になっていたのですから。
 
イメージ 1

 
地球に生命が誕生した頃の地球の海は高温の熱湯で、大型の恐竜が栄えていたジュラ紀の頃の地球は、北極まで豊かな森林に覆われていたほど暖かかったようですが、そのような環境の中でどんどん巨大化していった恐竜が白亜紀に小型化したのは、その間に生物の大量絶滅を引き起こしたという噴火による寒冷化や磁場の逆転による気候変動などで食物が減ってきたからで、羽毛を作るようになったのは体温を保つのに必要になったからだったのかもしれません。
 
日本にやってきたゾウは、国土にあわせて小型化するなど、生物には環境に合わせて自分を変えていく能力があるのです(^_-)


イメージ 2

 
ジュラ紀の終わり頃から大型の恐竜の一部がだんだん小型化していって白亜紀前期には羽毛を持った56mのサンチュウリュウのようになり、さらに時代が下って白亜紀後期になると70cmのハルシュカラプトルのようにますます小さくなっていったということでしょうか。


イメージ 4

 
中国で発見されたキジのような新種の羽毛恐竜は、1億2500万年前の白亜紀前期の地層から出たのだそうですが、どれくらいの大きさなのでしょうね。ジュラ紀の始祖鳥より後のものですが、脚や尾の羽毛の生え方が始祖鳥に似ているのだそうです。


イメージ 3

 
恐竜は最初に前後の脚に原始的な羽を持ち、やがて前脚の翼が発達して飛翔能力を身につけ、鳥類に進化したと考えられているそうですから、サンチュウリュウやハルシュカラプトルは飛翔能力を身につける前の小型化して羽毛を持つようになった爬虫類(恐竜)なのでしょうね。
 
白亜紀末に突然の巨大隕石の衝突によって生物の大量絶滅が起きた時、当時大いに繁栄していた恐竜のうちで、ジュラ紀の終わり頃から小型化し、体を寒さに耐えられるように変えて飛翔能力という移動手段を身につけ、鳥やコウモリの先祖に姿を変えていた恐竜や翼竜が生き残って、現在の鳥やコウモリなどの先祖になったのかもしれません

もしそうなら、恐竜や翼竜は絶滅しなかったということになりますよね(^o^)
 

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