2017.12.31 地球は熱湯の惑星だった?26 新種の恐竜発見
先日、「折り紙で作る恐竜博物館」という記事に、水中を泳いで餌を食べていた新種の恐竜の化石がモンゴルで発見されたことが記されていました
モンゴルの白亜紀後期(約7500万~7100万年前)の地層から発見された「恐竜・竜盤目・獣脚亜目・ドロマエオサウルス科のハルシュカラプトル」で、体長約70㎝と推定される白鳥のような長い首にひれ状の前肢を持つ小型の恐竜だそうですが、↓の復元予想図を見るとほとんど鳥ですね(^o^)。
この恐竜は白亜紀後期のおおよそ7500万年前頃に生息していた恐竜で、陸上と水中を行き来して、水鳥のような生活をしていたようですが、私はこの図を見て、神流町恐竜センターにあったサンチュウリュウによく似ているようだと思いました。
あまり恐竜の知識のなかった私は、2015年に始めてこのサンチュウリュウを見た時、「なに、これ?ダチョウ?これが恐竜?まさかね!」と思ったのですが、こんな鳥のような恐竜が他にもいたのですね(^o^)。
私は、恐竜とは巨大で獰猛で恐ろしいものなのだと思っていたのですが、体長わずか70cmで大きくもなく、獰猛でも怖くもない白鳥のようなものが「恐竜」だとすると「恐竜」の定義ってなんだろう?と疑問がわいてきたので調べてみると、
通俗的には、「恐竜」という言葉は往々にして「大昔の爬虫類」という程度の把握しやすいイメージで認識されており、同じ地質時代に生息していた翼竜や魚竜・首長竜のほかに、古生代に生息していた一部の非哺乳類型の単弓類(いわゆる哺乳類型爬虫類)なども含めた概念として呼ばれる場合が少なくない。「恐竜展」や子ども向けの「恐竜図鑑」などではこれらの各種爬虫類や、さらには恐竜絶滅後の生物(マンモスなど)まで含めて展示・掲載するものがよく見られる。
しかし正確には「恐竜」は、系統的に異なる翼竜、魚竜、首長竜などは一切含まない独立した分類群である。この分類群、即ち恐竜類はそのもっとも際立った特徴をして「直立歩行に適した骨格をもった爬虫類」と呼ぶことができ、ほぼすべて地上棲である。
なのだそうです。それでは恐竜図鑑や博物館の恐竜展は、通俗的な認識に基づいたものであって正確なものではなく、それらから得ていた私の知識は子供向けの通俗的なレベルのものだったということなのですね(T_T)。
すると、モンゴルで発見された白鳥のようなハルシュカラプトルは「直立歩行に適した骨格をもった爬虫類」としての本当の恐竜なのでしょうか?それとも通俗的な恐竜で正確には恐竜ではないのでしょうか?恐竜って何なのか、鳥って何なのかがよく分からなくなってきてしまいました<(_ _)>。
そのことはいずれゆっくり考えてみることにし、とりあえずは今まで恐竜だと信じていた「通俗的な恐竜」を恐竜と考えることにして(^_-)、折り紙で作った恐竜を見てみようと「須田葦也」で検索してみたらありました(^o^)。
折り紙で作る恐竜博物館
この方は福井県の方で、恐竜博物館の新しい展示には足を運び、講演会は欠かさず参加されるそうですが、去年から今年にかけて福井発の恐竜の記事がたくさんありましたから、今年はさぞ収穫が多かったことでしょう\(^o^)/
毎年大晦日(今日ですね)には新作の「年越し折り紙」を発表されるそうですから、楽しみに待っているファンも多いのでしょうね(^o^)。