2017.12.15 地球は熱湯の惑星だった?10
私は、貝塚がある所はその当時は海辺だったのだろうと考えたので、現地へ出かけて地形を見ることで古代の海を推理してきたのですが、
埼玉~群馬~長野と内陸の海のない県の間に続いている山中地溝帯のように、現在の地形からはなぜそこが海だったのかが分からなかった所もありました<(_ _)>。
山中地溝帯
けれどプレートテクトニクスを知ったことで、なぜそこが海だったのか、それはいつ頃のことだったのかなどが論理的に分かって来たので、ウソ八百の作り話の『古事記』や、その『古事記』の本居宣長による恣意的で荒唐無稽な解釈である『古事記伝』や、『記紀』や『古事記伝』を信奉する歴史学者さんたちの非論理的なつじつま合わせによって生じてしまった「古代史の謎」を古代の地形から解いているよりも「古代の地形」そのものの方が断然面白くなってきてしまいました(^o^)。
「古代史の謎」を解くことは、なんだかおかしいと思っていたことが本当はそういうことだったのか、と納得できる形で分かるので面白いのですが(^_-)、その謎は要するに『記紀』や文献がウソを書いたから生じたものだという結論になるのですよね~<(_ _)>。
プレートテクトニクスに興味を持ったら、身の回りには地形やその変化をプレートテクトニクスで説明するジオパークやテレビ番組がとても増えていることに気が付きました(^o^)。
去年の夏には養老渓谷まで行って地元で聞いても誰も知らなかったチバニアンの地層には、現在は見学者が殺到して「立ち入り禁止」になっているそうです(^_^.)。
今、世の中はジオ・ブームになっているようですね(^o^)。先日書いた「地中海が干上がったことがある」ということもそういう番組の一つ(グレート・ネイチャー)で去年初めて知ったのですが、干上がったのは1度だけではなかったようです。