2017.12.8 地球は熱湯の惑星だった?4
溶岩チューブの竪穴が発見された「マリウスの丘」は、30億年以上前に月の火山活動でサラサラの溶岩が噴出してできた「嵐の大洋」と呼ばれる地域に位置するのだそうですから、月にも火山活動をしていた時期があったのですね。
この竪穴をレーダーによって探索し、データを解析したところ、地下空洞(溶岩チューブ?)はこの竪穴から西方へ50kmも伸びていることが分かったのだそうです。地球にはこれほど巨大な溶岩チューブはないそうですが、地下数十mより深い所にあるというこの溶岩チューブは、高さ数十m・幅数百mと推定され、総延長は今後さらに伸びる可能性もあるそうです。
富士山の風穴や荒船風穴とは全く規模が違うようですが(^o^)、月には大気と磁場がなく、重力も地球の6分の1しかないそうですから、月にそれほど巨大な溶岩チューブができたのは、そういう条件の違いによるのかもしれませんが、それにしても本当にそんな巨大な空洞を作るほど大量の溶岩が流れたのでしょうか?
この地下空洞には月の火山活動の歴史が刻み込まれていると考えられ、月の起源や進化の解明につながるかもしれないそうです(^o^)。
でも、もし高さ数十m・幅数百mの空洞が本当に溶岩チューブであるのなら、月にはそんな巨大な溶岩チューブを造るほどの大量の溶岩やその溶岩を作りだしたすさまじい熱エネルギーが存在していたということになりますよね。そして月も球体なのですから、それなら月も、地球や火星と同じように初めは高温の流動体であり、表面張力で球体になったのではないでしょうか(^o^)。
物事には始まりと終わりがあり、そこには論理的な因果関係やことわりがあるようです。ここまでみてきたように、宇宙や地球やニンゲンはカミサマが作ったのではありませんし、ニンゲンにカミサマの子孫とそれ以外の子孫の2種類があるわけでもありません。「神話」は作り話(つまりウソ)であって、人類は全てアフリカで発生した現人類(ホモ・サピエンス)の子孫なのですが、天体の誕生や消滅にも同じように論理的なことわりがあるのではないでしょうか(^o^)。
月が地球や火星と同じ因果関係やことわりでできてきたのであれば、30億年以上前には高温で、盛んに火山活動をして大量の溶岩流を噴出していた頃の月には、地球や火星と同じように海があったのではないかと私は思うのですが。月には「○○の海」と呼ばれている場所もたくさんあるようですし(^o^)。
46億歳になった地球がまだ熱いのに、月が30億歳にもならないうちに冷たくなってしまったのは、その大きさと質量の差によるのでしょうか(^_-)?
ところで今年は、地震・噴火・大雨・洪水・台風(ハリケーン・サイクロン)・突風・落雷・山火事など世界中で大きな災害が相次ぎました(T_T)。今朝のニュースによれば、今月4日に起きたカリフォルニア州南部の山火事は収まる気配がなく、すでに20万人が避難する事態になっているそうです。カリフォルニア州では先月も北部で大規模な山火事があったばかりなのですよね。あきらかにこれまでとは災害の頻度や規模が違ってきているようです<(_ _)>。
ネコビタイ便り
1昨日は最低気温が2.7℃、昨日は2.6℃、今朝は2.5℃だったそうで、毎朝霜が降りています。皇帝ダリアの蕾はまだ小さいので、今年は咲かずに凍ってしまうのではないかと思っていたのですが、霜は降りてもまだ零下にはなっていないので、今朝かろうじて2輪が開きはじめました。今年はこんなものかな?