2017.12.9 地球は熱湯の惑星だった?5 月の海
30億年前の月には海があったのかどうか、「月の海」について調べてみると、wikipediaには、
月の海(つきのうみ、英語: lunar mare、複数形:lunar maria)とは、濃い色の玄武岩で覆われた月の平原である。
海(mare)の他に大洋(oceanus)、湖(lacus)、沼(palus)、入江(sinus)と呼ばれる地形もあるが、これらは大きさや形状が異なるだけで、本質的には海と同じものである。地球のように水があるわけではない。
と記されていたのですが、盛んに火山活動をしていた30億年前にも水はなかったのでしょうか???
「地球のように水があるわけではない」という月の海とは、
およそ40億年前、太陽系内には微惑星がたくさんあり、これらが月に落下して直径数百km、深さ数kmの巨大な深いクレーターをいくつも形成し、これが「月の海」の母体になった。38億~32億年前に月の内部では放射性元素の崩壊熱の蓄積によって岩石が溶融し始めマグマが形成されたが、月の質量が小さいため、岩石すべてが溶融するほどの熱の蓄積は起こらず、溶融しやすい玄武岩質の成分だけが溶融してクレーターの底から噴出し、クレーターを埋めて平原に変えた
のだそうで、クレーターを埋めた玄武岩でできている平原のことを「月の海」と言うようですが、月には本当に初めから水が無かったのでしょうか?
月の内部で岩石を溶融してマグマを作り出したのが放射性元素の崩壊熱の蓄積だったのであれば、地球や火星の内部の熱を作り出したのも同じように放射性元素の崩壊熱だったのではないでしょうか?上記の説明(説?)が正しいとすれば、地球は月に比べて質量が大きいため膨大な量の放射性元素の崩壊熱を蓄積したということなのではないかと思うのですが。
月が地球や火星と大きさが違うだけで同じ原理で成り立っていたのであれば、地球や火星がマグマから出て来た水に覆われていたように、月もマグマから出て来た水に覆われていた時期があったのではないでしょうか。
ラテン語で海という意味を持つmareと初めに命名したのは、16世紀末から17世紀初頭に活躍したヨハネス・ケプラーだそうですが、ひょっとすると「月の海に水があるわけではない」というのは、16世紀末から17世紀初頭に、冷え切って水がすっかりなくなった月を見て作られた検証も実証もされていない「説」で、フォッサマグナ落ち込み説の「ナウマン信仰」と同じような「ケプラー信仰」なのかもしれませんね(^_-)。
ものを見る眼を曇らせる信仰(検証も実証もされることのない思い込み)って本当に厄介ですね~<(_ _)>。そういえば、月もカミサマでしたっけ?月の女神アルテミス(ダイアナ)とか月読命とか?
富岡八幡の殺人事件にしても、すでに死者まで出たエルサレムの問題にしても、気に入らない人には暗殺指令を出す「最高指導者」にしても、テロを指示する「宗教的指導者」にしても、「神は偉大なり」と叫びながら無差別に人殺しをするISにしても、カミサマはトラブルメーカーのようです<(_ _)>。
でもそれらは、ニンゲンによって作られたカミサマが悪いわけではなく、自分の欲のためにカミサマを利用する人たちが悪いのですよね。イマジンを書いたジョン・レノンが射殺されたのは37年前の1980年12月8日だったそうですが、カミを口実にした争いや人殺しは増える一方のようです(T_T)。