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チバニアンその後4 磁場の逆転が起きると・・・

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2017.6.3 チバニアンその後4 磁場の逆転が起きると・・・

 

このところどんどん気象が荒っぽくなってきているような気がします<(__)>。旱魃や洪水、巨大ハリケーンやスーパー台風、異常高温・・・・ 直近ではゲリラ豪雨が発生したり、野球のボールより大きな雹が降ったり、スリランカで大雨が続いて大勢の死者が出たり、ロシアが3500本以上の木が倒れ、1500台の自動車や140棟の建物の屋根が損傷するような激しい嵐に見舞われたり・・・・ 突風や竜巻などのニュースも増えてきていますし<(_ _)>

 

さらに、これまではめったに見られなかった深海に住むダイオウイカの目撃情報が相次いだり、ダイオウイカやリュウグウノツカイが網にかかったり、5月にはこれまで世界でも120例しか報告がないというメガマウスが千葉県と三重県で相次いで網にかかったり・・・・・ 地震や噴火などのニュースも増えていますから、気象だけではなく、海底でも異変が起きているようです<(_ _)>。海底火山の西之島も噴火を続けてどんどん大きくなってきていますしね。

 

私は、これらのニュースがこのところ急に増えてきているのは、磁場の逆転と関連があるのではないか?と考えたので、磁場の逆転について知りたいと思ったのですが・・・・

 

磁場の逆転についての続報か解説が出るのを待っていたら、6.2の新聞に↓の記事がありました。

 
イメージ 1


大阪湾で採取した1700m(320万年分)の地質試料に含まれる植物の花粉の量を調べたところ、78万年前に地場の逆転が起きた時には現在より夏の気温が約2度、冬の気温は約3度低くなって、夏の雨量が100200mm減っていたこと、107万年前に地場の逆転が起きた時には、夏に24度、冬に35度気温が低下し、夏の雨量も減少していたことが分かったのだそうです。

 

この記事を見て、あれ、78万年前??「火山灰の精密な年代測定から約77万年前に磁場の逆転が起きたことが突き止められた」のではなかったっけ?と思ったのですが・・・・・

 

人類の歴史では1万年前は縄文時代ですから、1万年の差は大きいと思うのですが(^o^)、それはともかくとして、「地磁気は宇宙から降り注ぐ放射線を跳ね返しているが、逆転が起きるときには数千年にわたって磁場が弱くなって、放射線が大気圏に届く」のだそうで、気候変動や寒冷化はこの放射線の量と関係があるようです。

 

ところが↑の記事には、「少なくても過去200年間、磁石の力は弱まり続けてきている」とありましたから、それではやはり、最近の気象がどんどん荒っぽくなってきているのは、地磁気の力が弱まっていることが原因で、磁場の逆転はすでに200年前から始まっていたということなのではないでしょうか<(_ _)>

 

ここ何年か「最近の気候の変動は偏西風の蛇行によるものだ」との解説を聞くようになっていましたが、なぜ偏西風が大きく蛇行し始めたのかについての解説は聞いたことがありませんでした。この偏西風の蛇行も地磁気の弱まりと関係があるのではないかと思うのですが・・・・

 

磁場が逆転するのにはどのくらいの期間がかかるのか知りたいと思っていたのですが、この記事によると数千年というスパンのようですね。その間にはまた生物の大量絶滅が起きることになるのでしょうけれど<(__)>今回もそれを乗り越えて生き延びるのはオウムガイの仲間なのかもしれませんね。


磁場の逆転と生物の大量絶滅が避けることのできないものなのであれば、せめてそれまでの間を殺し合いなどせずに平和に暮らせないものかと思うのですけれどね~~(T_T)
 

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