2017.3.16 「神道」は宗教?
先日、「瑞穂の國記念小學院」は豊中市のどこにあるのだろう?と住所を探していたら学校の案内が出てきたのですが、そこには「仏教やキリスト教の学校はあるけれど神道の学校はこれまでなかったので、日本で初めての神道の学校です」というようなことが書かれていたのですが、その後に「神道は宗教ではありません」とも書かれていたので「あれ?」と思いました。
神道が宗教ではないのなら、なぜ神道の学校を仏教やキリスト教の学校と並べているのでしょう?神社本庁や神社はどうして「宗教法人」なのでしょう???
そもそも神社とは先祖を祀る祖廟で、その祭神は先祖(ニンゲン)なのですし、神社には教義も、経典や聖書に相当するようなものもなく、身内(子孫や一族)が集まって先祖の徳を讃える祝詞(のりと)を奏上して先祖を祀る場所だったのですから、「神道は宗教ではない」ということにはおおいに納得できるのですが、それでは神社はどうして「宗教法人」を名乗っているのでしょうね?
「瑞穂の國記念小學院」には神社があるということでしたが、学校を作る時は「神道は宗教ではありません」、税金を払う時は「宗教です」と使い分けるのでしょうか(^_-)。
祝詞とは何か?
神社とは何か?
平安時代には、小野同族・和邇同族が毎年春と秋に集まって祭祀を行っていた小野神社
祭神は小野一族・大和和邇の祖で王族だと書いてあります。神とは「氏の上」即ち先祖なのです。
こちらには、この神社は小野妹子が先祖を祀って創建したと書いてありますね(^o^)。
強いて言うなら、神社の教義とは「教育勅語」で、究極の教えは「天皇のために死ね」ということでしょうか?どこの神社でも境内には巨大な「忠魂碑」が建てられていますものね<(_ _)>。