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宇佐神宮34 アマテラスは男だった!!2

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2017.3.6 宇佐神宮34 アマテラスは男だった!!2
 
江戸時代まで男だったアマテラスは、『古事記伝』が著されて以降、女だということになったようですが、戦前まで女は男の付属物で人権などなく、父親や夫が勝手に売ったり買ったり人に譲ったりできるものだったようなのに、その男たちの上に君臨する最高神が女だったはずはありませんよね(^_-)
 
女に学問は必要ないとされ、参政権もなく、1986年に「男女雇用機会均等法」が施行されるまで人間として同等でさえなかったのに、自分達の上に置くカミサマを女に設定したはずがないではありませんか。『古事記』のオハナシを作り、書き記したのは8世紀に読み書きができた男なのですから(^o^)
 
学者さんたちの信奉する『古事記』は作り話であり、『古事記伝』はそのオハナシの宣長の恣意的な解釈なのです。
 
古代の地形から『記紀』の謎を解く」も某出版社からは「奇を衒ったあなたの解釈にすぎない」と言われましたが(^_^.)、少なくても私は論理的に矛盾がないように歴史の因果を繋ぎ、その解釈が間違っていないかどうかを実地踏査で検証してきたのですが、『古事記伝』に記されている解釈は非論理的で矛盾だらけなのですよね<(_ _)>
 
宣長は『古事記伝』で「高天原は天にあり、黄泉の国は地下にある」と解釈したようですが、高天原は天上ではなく地上の葛城に、高天原にあるはずの天安河や天岩戸は日向に、黄泉の国への入り口だという黄泉比良坂は島根県松江市に造られているのですから、『古事記』の作者は高天原や黄泉の国を天上や地下ではなく、地上に設定してオハナシを作ったのです(^o^)
 
高天原
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天孫が降臨した地・高天彦神社 
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黄泉の国の入り口・黄泉比良坂
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宣長の解釈は荒唐無稽にすぎるようですから、『古事記伝』の解釈より伊勢神宮の内宮がアマテラスを男として祀っていたということこそが、「アマテラスは男として作られた」ことを示しているのだろうと思います。
 
伊勢神宮は『古事記』のオハナシを現実化させるために造られたものなのに、女として作られたカマミサマをわざわざ男として祀ったりするはずはありませんし、そんなことをしたら疑問を持たれるだけでヤブヘビですものね(^_-)
 
ところで、先週品川宿と鈴ヶ森に行ったので、今週は川崎宿と神奈川宿に行ってみました。

旧街道歩きは今ブームなのか、リュックを背負ったグループが大勢いたのですが、整備も進んでいるようで、2012年に行った時には、八丁畷のいかにも「宿場のはずれの無縁仏」という雰囲気だった所もきれいに整備されていました。

2012年 
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2017年
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