2016.11.20 幻想的な鹿島古墳群
天気予報では、盛んに日曜日は晴れて気温が上がり行楽日和になると言っていたので、里山の秋景色を眺めたいと思って鹿島古墳群へ行ってみることにしました。2年前に行ってみて、いつかまた来てみたいと思っていたのです。
2年前の秋景色
朝起きてみると近来稀な深い朝靄だったのですが、陽が高くなれば晴れるだろうと見切り発車しました。ところが靄は深くなるばかりで関越自動車道には50km規制がかかり、自動車道の周辺は何も見えません。それでも、着く頃には晴れるだろうと、嵐山で下りて田園の秋景色を楽しみながら古墳群へ向かおうと思ったのですが、靄が深くて全く何も見えませんでした(T_T)。
そうこうするうちに着いてしまったのですが、古墳群も靄の中で、足下の草はたっぷり水を含んでいたので、しばらく晴れてくるのを待つことにしました。ところが、陽が高くなるにつれて土からどんどん湯気のように水蒸気が立ち上って来て靄はとうとう晴れませんでした。この季節には本当に珍しいことです。
秋景色は見られませんでしたが、珍しい気象条件に遭遇して幻想的な景色を見られたことを幸いとして写真を撮って引き上げることにしました。
駐車場で出会った地元の方のお話では、以前は古墳群の下の荒川に白鳥がたくさん来ていたので「白鳥の飛来地」として整備を始めたら鳥インフルエンザが流行って、その年から白鳥は来なくなってしまったのだそうです。
2年前には、「白鳥飛来地」と書かれたゲートから荒川まで下りて行くことができたのですが、その道も「通行止め」となっていました。今年もまた鳥インフルエンザがニュースになっていますね(T_T)。川本町は現在は深谷市になっているそうです。