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穂高神社と安曇野

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2016.6.5 穂高神社と安曇野

 

塩尻から松本へ向かい、松本から147号線をひたすら北上している途中で、信号に「←穂高神社」とあるのを見て、何年か前にある方から「上高地の穂高神社には御船祭りというお祭りがあります」と伺って、北アルプスの登山口になぜ御船祭りが?と驚き、そういえば諏訪大社にも御船祭りがあったけれどなぜあちこちに御船祭りがあるのだろう?と疑問に思い、どちらも昔は海だったのではないかと考えたことを思い出して、予定にはなかったのですが行ってみることにしました。

 

安曇野の写真には必ず北アルプスの山々が写っていますし、上高地は穂高連峰への玄関口ですから、私はずっと安曇野は高原なのだと思っていたのですが、グーグルマップで147号線を見たら、この辺りは川と水たまりだらけのようなので本当に驚きました。それでは安曇野は高原ではなく湿地帯だったのか???


イメージ 1


 それなら安曇野は本当に海だったのかもしれないと思ったのですが、航空写真を見ると池も湖沼も全く見えないのですよね。いったいどういうことなのだろう?と不思議でなりませんでした<(_ _)>
 

行ってみればどういうことなのか分かるのではないかと思ったのですが、147号線を走っていても、周辺に水を張った田は見えるものの、溜池や湖沼らしいものは全く見えません。道は全く起伏がなく平らで真っ直ぐなので、この平らさを見れば海の跡のようだけれど、地図の水たまりはどこにあるのだろう?と地図と周囲を見比べながらますます不思議でなりませんでした。

 

地図の水たまりのようなものはいったい何なのだろう?と疑問に思いながら走っている時に「←穂高神社」の表示が出てきたので、穂高神社の御船祭りとこのたくさんの水たまりは何か関係があるのかもしれない、神社に行ってみれば何か分かるかもしれないと思って行ってみることにしたのです(^_^.)

 

私はこの時、糸魚川―静岡構造線と塩の道のことばかり考えていたので、安曇野のことや穂高神社のことは全く念頭にありませんでした<(_ _)>。安曇野では穂高神社に寄っただけで先を急いだので、結局最後まで水たまりの正体は分からなかったのですが、今、そのことを思い出しながら安曇野について改めて調べてみると、湧水群という言葉が出てきたので、ハッと気が付きました。安曇野はワサビ田が有名なのですよね。それでは、地図のあのたくさんの水たまりは湧水地で、航空写真に水が写っていないのはワサビが植えられていたからではありませんか(^o^)

 

ワサビ漬けとワサビ茶漬けを買ってきたのに、どうして今まで気が付かなかったのだろう<(__)>

 

やはり自分が知らないため理解できなくて不思議だと思うだけであって、因果関係が分かってみれば、物事には不思議も怪奇も謎もないようです(^_-)

 

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