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糸魚川ジオサイト3

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2016.5.9 糸魚川ジオサイト3
 
出かける前日にたまたま「バヌアツの法則」を知ってしまったので、
ひょっとすると糸魚川―静岡構造線にも4.29のバヌアツのM7.0の地震の影響があるかもしれない、4日は低気圧の影響で風雨が強まるとの予報だから行っても何も見られないかもしれない、中央自動車道・関越自動車道を使わなければならないから連休の渋滞で目的地まで辿りつけないかもしれないなど不安要素が満載だったのですが、地震にも噴火にも逢わず、吹き荒れていた強風も4日の朝のうちに止んで、予定していたコースを走破することができました\(^o^)/。
 
時間があれば海岸まで行って、日本海を眺めながら石をいくつか収集して、三波川・荒川の石のコレクションに加えたかったのですが、欲張り過ぎですよね(^_^.)。車窓から石がゴロゴロしている姫川の川原を眺めながら、川原に降りてみたいなと思っていたのですが。
 
糸魚川の海岸で見つけられる石ころ 
イメージ 1

実は、家に何年も前に親不知海岸で拾ったという緑色の小さな石があって、ヒスイだ、ヒスイじゃない、と長いことモメていたのですが(^_-)、この際にとフォッサマグナミュージアムで鑑定してもらったところ、ヒスイではなく石英であることが分かって一件落着。緑色をしているためによく騙されてしまうので、この石には「キツネ石」という名前が付いているそうです(^o^)
 
キツネ石
イメージ 2
 
↓が我が家のキツネ石なのですが、親不知のキツネに見事に化かされたようですね(^o^)
イメージ 3

 純粋なヒスイ輝石の結晶は無色透明なので、ヒスイは光を当てると透き通り、含まれる鉱物によって、緑・白・黄色・青・赤・紫・黒、その濃淡など様々な色があるそうです。 
 
表紙のヒスイは青で
イメージ 4

 裏表紙のヒスイは緑でした
イメージ 5

 
ところで↑の『ジオパークを楽しむ本』でさっそくチバニアンと磁場の逆転について調べようとしたのですが、この本には千葉県のジオサイトは「養老渓谷・黒滝の不整合」だけしか載っていませんでした。ピンポイントで知りたいことを知るには、やはり現地に行って見たり、聞いたり、資料収集をしたりしないとダメみたいですね<(_ _)>
 
この後、もし養老渓谷が「国際標準模式地」に指定されて、77万年前は「チバニアン(千葉時代)」と命名されれば、情報もどっと増えるのでしょうけれど、先日千葉の住人23人に「チバニアンって知ってる?」と聞いてみたところ、今はまだ千葉県民にもあまり知られていないようでした(^_^.)
 


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