2015.12.28 縄文人のDNA 日本人のご先祖は?
昨夜北海道の縄文住居のことを考えながらテレビをつけたら、たまたま「日本人のルーツを探る」という番組が始まったところでした(^o^)。
石垣島で2万年前の旧石器時代人の骨、富山県で6000年前の縄文時代人の骨が発見され、その骨や歯から採取したDNAのゲノムが解読されて日本人のルーツが分かってきたのだそうですが、そこから確認されたことは、3年前の2012年にこのブログに書いた「日本人は単一民族ではなく様々に分岐した人類のミックスである」ということであり、「現人類はいつ頃どこで発生して、どのように分岐しながら拡散していき、いつ頃日本列島にやって来て日本人になったのか」ということだったようです\(^o^)/。
先祖はカミサマであるという系図を持つ旧家はいくつもあるようですが、やはり現人類の中にカミサマの子孫はいないようですよ(^_-)。
実は今日、「アジアには別種の人類がいた」という新聞記事の切り抜きを見つけたのですが、この別の人類もやはりカミサマの子孫ではなく、ネアンデルタール人の兄弟分だということがゲノムの解読から分かったのだそうです(^o^)。
この人類はロシア・シベリア南部のデニソワ洞窟の3万~4万8千年の地層から化石が見つかったので「デニソワ人」と命名されているようですが、パプアニューギニアなど太平洋南西部の人々のゲノムの5%前後はこのデニソワ人に由来しているそうですから、現人類(ホモ・サピエンス)はカミサマと混血したのではなく、ネアンデルタール人やデニソワ人などの先行した旧人類と混血していたようです(^o^)。
縄文人も後からやって来た弥生人と混血していったことが分かっていますし、ゲノムの解読ってすごいですね!こんなことが次々に分かってきたのは和田先生がお作りになった「自動DNA高速解析機」の賜物なのでしょう\(^o^)/。
ところで今朝は、またこの冬一番の冷え込みになって霜も降りたのですが、去年は二度目の霜で凍ってしまった皇帝ダリアはまだ凍らずに咲き続けています。
今朝の皇帝ダリア
今朝の新聞には「モンキー・オーキッド」という猿の顔にそっくりな蘭の写真が載っていましたが、植物は短期間にいろいろな昆虫や動物にそっくりに姿を変えたり、環境に合わせて性質を変えたりすることができてしまうようです。植物のゲノムっていったいどういう風になっているのでしようね?
モンキー・オーキッド
他にはどんなものがあるのかな?と探してみたら、ビックリするほどたくさんの蘭がお猿さんになっていました(^o^)。
この蘭はアンデス山脈に自生しているようです。アンデス山脈はワンダーランドですね!