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コメントへのお返事 三足烏

2019.7.29 コメントへのお返事 三足烏
 
朱蒙(チュモン)に出てきた古朝鮮の三足烏の旗が日本列島に翻(ひるがえ)るまでを描いたような壮大なドラマを期待しています。天の原ではなくて海の彼方からやって来た征服者というのが天皇家の真実でしょうから。確かに、鎌倉幕府も室町幕府も織豊政権も徳川幕府もその命運を滅亡という形で終えていますね。唯一つ天皇家だけが命脈を保ってきたとは、日本会議のほくそ笑みがよく分かります。池澤夏樹/ワカタケルの飯豊は学者先生の説の中にあるようです。 
2019/7/28() 午後 8:37 [ kojita ] 
 
 
王(権力者)になるためには暗殺でも謀殺でも虐殺でもクーデターでも戦争でもなんでもやっていた時代に、雄略天皇の子孫でもないのに突然女王になったという「イヒトヨ(飯豊)」ってなに?と思ったのですが、そういう「説」を作った学者さんがいて、池澤氏は検証もせずにその説を取り入れたということのようですね。
 
権力争いのすさまじさは、例えば『ワカタケル』では、父が死んだことをいち早く知ったワカタケルは迅速に行動を起こし、二人の兄や従兄弟などを次々に殺して王位に就いたことになっていましたが、跡継ぎがいてさえ自分が王になるのに邪魔になるなら身内でも殺してしまうくらいだったようですから、王に跡継ぎの子がいなかったのであれば、次の王座を狙う人たちの間では早くから猛烈な後継争いが起きていたはずですよね。
 
それなのにそういう後継争いをしていなかった「女」のイヒトヨが突然王(天皇)になどなれたのでしょうか?タナボタのように「周りの人たちやカミサマが王にしてくれる」というのは「国譲りを信奉する学者さんや小説家好みのロマン」のようですが。
 
もしイヒトヨが王(天皇)になっていたのであれば、天皇家の血筋はそこで絶えたことになりますから、その学者さんは「天皇家はもう1500年以上も前から万世一系ではない」と言っているわけで、天皇家が「万世一系であること」も「アマテラスの子孫であること」も否定していることになると思うのですが(^_-)
 
朱蒙は高句麗の始祖王ですが、スサノオは新羅から、天津族は百済からの渡来人で、縄文人を征服して倭王になったのは高句麗人ではありませんから、日本列島に高句麗のシンボルである三足烏の旗が翻るようなドラマは無理だと思いますが(^o^)、いずれにしても今は、高天原(それも奈良や日向の高天原ではなく天上の)から降臨して来たというドラマしか作れ(ら)ないだろうと思います。
 
現在三足烏を神紋にしているのは、天津族と天津族に寝返って手引きをしたアジスキタカヒコネ(鴨大神)の子孫が造った紀州の熊野大社の系統の熊野神社で、スサノオを祀る出雲族の祖廟である出雲の熊野大社の系統の熊野神社は「二重亀甲に大」を神紋(旗印?)にしているようですが、鴨のカミサマの子孫はなぜカモではなくカラスを神紋(旗印?)にしたのでしょうね?

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高麗王若光を祀っている高麗神社は三足烏を掲げているのではないかと思ったので、高麗神社に行った時社務所の巫女さんに「幕に描かれている鳥は三足烏ですか?」と聞いてみたら「鶴です」というお返事だったのですが、

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これは(アルバイトの?)巫女さんに聞いたのが間違いで、若光の子孫で高句麗の滅亡と若光を巡る小説を書かれたを宮司さんにお聞きすれば違う答えが聞けたのかもしれません。本にサインをいただいた時には三足烏のことは忘れていたのでお聞きしなかったのですが(T_T)
 
ところで昨日アニメ「天気の子」を見てきたのですが、昨今の異常気象を先取りしたような内容で、3年間も降り続いた雨で住んでいた下町が水没してしまい、家を失った老婦人の「ほんの200年前まで江戸は海だったのだから、元に戻っただけかもしれないね」という言葉が印象に残りました。「古代の地形から『記紀』の謎を解く」に載せた地図は「デタラメもデタラメ」とレビューに書かれましたが、やっとデタラメではないことが常識になってきたようです\(^o^)/。

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