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火山活動と気温・海水温の上昇

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2015.12.1 火山活動と気温・海水温の上昇

 

直径10kmもの大陥没と陥没しなかった荒船山との関係はどうなっているのかと調べてみたら、「かぶら川の石図鑑」に地図がありました。

 

荒船山と西牧川と陥没地の位置関係

 
イメージ 1

荒船山と南牧川と陥没地の位置関係

 
イメージ 2

陥没したのは西牧川と南牧川の間で、荒船山は湖成層の上に溶岩を乗せたまま陥没地の縁に残ったということのようです(^o^)

 

深さが6000m以上あり、幅が糸魚川―静岡構造線から棚倉構造線まであった巨大な付加体の裂け目を埋め尽くすほどの活発な火山活動が3400万年も続いていたとすれば、ひょっとするとその頃はその絶え間のないマグマの噴出の熱で気温も海水温も高くなっていたのではないでしょうか(^o^)

 

そんなことを考えていたら、最近世界的に気温が上がって来ているのもマグマや火山の活動と関係があるのかもしれないという気がしてきました。

 

このところ地球の温暖化ということがさかんに言われるようになって来ていて、この夏もたくさんの人が暑さのために亡くなりましたよね(T_T)。また、今回のエル・ニーニョ現象は、ここ百年のうちで2番目か3番目くらいに大きいものなのだそうですが、もしかするとこの気温の上昇や南米のペルー沖の海水温が上がるエル・ニーニョ現象は、マグマや火山の活性化と関係があるのかもしれません。

 

というのは、ここ何年か大きな地震や火山の噴火のニュースを頻繁に聞くようになってきたような気がしていたのですが、このところさらに増えてきているように感じて先日ちょっと調べてみたところ、やはりたくさんのニュースがでてきたことを思い出したのでふとそんなことを考えてしまいました。

 

「素人考えだ」と言われればそれまでですが、でも、ここまで見てきたところでは、学者さんの思い付きや「説」が必ずしも正しいという訳でもないようですし(^_-)、何千度というマグマや溶岩が放出し続けている熱は、海底では海水が、陸上では大気が吸収し続けているはずですよね?

 

このところ私は、2011年の大津波以降、地震学者さんたちが地質調査で池や沼の底の地層から砂の層や貝が検出されるたびに「津波の跡だ」と結論付けることにもいつも疑問を感じています(-_-)

 

大津波は確かに砂を運んでくるかもしれませんが、その津波が退いていく時の力はすさまじく、町を根こそぎさらっていきますよね。砂が層を作るほどに積もるには長い時間がかかるはずだと私は思うのですが、突然押し寄せてきて瞬時に圧倒的な力で退いていく津波が、陸地に砂の痕跡を残す程度ならともかく地層に砂の層を作ったりするものなのでしょうか?

 

私は、「この砂は津波の痕跡である」という学者さんの発表をニュースで聞くたびに、「それは津波の痕跡ではなく、その砂の層が作られた当時、そこは海だったということではありませんか?当時の地形や地形の変化ということは全く考えてみないのですか?」と一人でツッコミをいれているのですが、この声はどこにも届きませんね~(T_T)

 

――・――・――・――・――・――・――・――・――

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