2億5000万年前の地球も、2億5000万年後の地球も私たちは見ることができないわけですが、2億5000万年前には地球上の陸地は超大陸・パンゲアであったことが分かってきて、2億5000万年後には再び超大陸・アメイジアになるであろうことが予想されているようです。
これは歴史学者さんたちの常套手段である「・・・と考えてよい」「・・・とすればよい」というような恣意的なつじつま合わせや、「・・・と考えたい」というような個人的な願望や裁量などの入る余地のないスーパーコンピューターが解析したもののようですから、論理性のみで導き出されたもののようです。
論理的思考は100年後にやっと分かることどころか、2億5000万年前に起きていたことや、2億5000万年後に起きているであろうことまで推理できるようですね(^o^)。
そしてニンゲンも、これからは論理的思考ができるようになることを求められるようです。
でもそうなってくると反動で「論理性ばかりではギスギスして潤いがない」などと言い出す人が増えてきて、非論理的な神懸った人たちが増えてくるのかもしれません<(_ _)>。新興宗教ブームや、昨今の神社ブーム・日本会議ブームなどは、一気にコンピューター社会になってきたことへの反動なのかもしれませんね。ニンゲンの歴史は「行きつ戻りつ」同じことを延々と繰り返しているようですから。
「ニンゲン(自分)は特別な存在で他の動物とは違う」と思いたい人達が根拠とするのが発生学や.生物学や進化論などの自然科学が論理的に解明してきた事実を全否定するカミサマのようです。
ところで、昨日は「恐竜の日」だったそうですね。なんで?と調べてみたら、初めて恐竜の卵の化石を発見したアメリカの動物学者ロイ・チャップマン・アンドルーズがゴビ砂漠へ向けて北京を出発したのが1923.4.17で、この日から本格的な恐竜研究がスタートしたのだそうです(^o^)。このところ恐竜関係のニュースや話題が多かったのはそのせいだったのでしょうか(^o^)。
昨日も一つ恐竜の記事がありました。2003年に北海道むかわ町で白亜紀後期の7200万年前の地層から発見され、「むかわ竜」と名付けられたハドロサウルス科の恐竜の全身骨格が復元されて報道陣に公開されたのだそうです。
この地層は、7200万年前に海底80~200mで形成された地層だそうですから、現在のむかわ町は、この恐竜が生きていた7200万年前には水深80~200mの海だったのです。むかわ町ではアンモナイトの化石もたくさん出てきているそうですし(^o^)。
この復元骨格は、実物の化石と共に7.13~10.14に国立科学博物館の「恐竜博2019」で公開されるそうですが、きっとまた入場待ちの大行列ができるのでしょうね。前回は最後尾がどこかを確かめる気力もなくなるほどの長~い行列ができていましたが(^o^)。