2015年に甲斐国分寺跡に行ってみようと思って場所を調べた時、この盆地が三方から山がせり出しているような三角形をしていたので奇妙に思ったのですが、3つのプレートのぶつかり合いで三方が褶曲して山になり三角形の盆地ができたということでしょうか?
三方の山が褶曲でできたものなのかどうかはまだ確認していないのですが、世界中の山や山脈は火山活動で溶岩が積みあがってできたのでなければ、プレートの圧力によって土地が褶曲して盛り上がってできたようですが、甲府盆地の周辺は火山ではないようですし、大鹿村の中央構造線博物館では「南アルプスは今急速に隆起しています」と言っていましたから、甲府盆地の周囲の山は褶曲と隆起によるものでしょう。
中央構造線博物館付近
南アルプスの赤石岳の名の元になっている赤いチャートは火山活動ではなく、深海で放散虫や海綿動物などの海生生物の死骸が堆積してできたものなのですしね。
私がこのブログを始めた2009年には、私はプレートテクトニクスも、分子生物学も、生物物理学も、地球科学も、宇宙科学も知らず<(_ _)>、私の知識はほとんど「昭和の教科書」止まりでしたから、私が持っていたのは知識や情報ではなく、「定説」とされていた歴史学者さんたちの「神話を元にしてつじつまを合わせた古代史解釈」に対する疑問で、私がプレートテクトニクスを知ったのは2015年のことだったのですよね(^_^.)。
恐竜のことも何も知らなかったので、神流町に恐竜センターがあって、そこで化石発掘体験の催しがあることを2012年頃に新聞で知って、そこに行けば恐竜の化石を拾えるのかな?恐竜センターにはその辺りにいた恐竜がたくさん展示してあるのだろうな、などと能天気に考えていました。
2015年に恐竜センターに行って、ここで拾えるのは恐竜の化石ではなく海の生物の化石であり、ここに展示してある恐竜はサンチュウリュウの他はモンゴルなど他国の恐竜だということが分かって「な~んだ」と思ったものの、今度はなぜ群馬県の山の中に海の生物の化石がたくさんあるのか?なぜ海を隔てたモンゴルと日本に同じ種の恐竜がいたのか?などといった新たな疑問が湧いてきたわけです。
けれどそれらの疑問に答えてくれるものは全く見つからなかったので、それなら納得できる答えを自分で見つけようとした過程で最近の新しい科学知識を徐々に知ることになったのですが、「定説」を鵜呑みにせずに論理的に推理した結果は、それらの最新知識と矛盾しないものになっていて、プレートテクトニクスや分子生物学や生物物理学や地球科学や宇宙科学が解明した事実は、ここまでの推理を科学的に裏付けてくれました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/。
このところ初めてブラックホールを映像として捉えることができたことが大きなニュースになっていましたが、見ることはもちろん想像さえできなくても、それが存在することをアインシュタインは100年前に予言していたのだそうです。論理的思考は100年も経ってやっと確認することができたようなことまで正確に導き出していたのですね\(^o^)/。