世界の神話はみな似たり寄ったりのようだと思った時、世界中で太陽神はみな男なのに、なぜ日本だけは女なのだろう?と疑問に思ったのですが、日本でも太陽神のアマテラスは、江戸時代までは男だったようです(^o^)。
似ているといえば、エジプト神話では医神・ホルスの右目から太陽が、左目から月が生まれたとされていますが、『古事記』でもイザナギの右目から天照(太陽)、左目から月読(月)が生まれたとされていますよね。でもこれは、イザナギが黄泉の国の汚れを落とすために禊をしたら生まれたと記されていたので、私は、アマテラスやツクヨミは「禊で落とされたケガレだということなのかな~?」と思ったのですが(^_-)。
その後ホルスは太陽神になったようですが、新しい太陽神・ラーが作られるとホルスはラーの息子だということになり、さらに新しい太陽神・アメンが作られると、ラーもホルスもアメンの息子だということになったようです(^o^)。カミサマと神話を作っているのはニンゲンですから、カミサマはニンゲンの都合次第でどのようにでも変化するようです。
ギリシャの太陽神・アポロンは月の女神・アルテミスと双子だそうで、ギリシャ・ローマでは月の神は女とされていますが、『古事記』にはツクヨミの性別は記されていないそうです。まあ生まれたというだけで、その後ツクヨミの出番はないようなのですが、それならなぜアマテラスが右目から、弟のスサノオは左目から生まれたということにしなかったのでしょうね?ギリシャやエジプトの神話を下敷きにしたために「右目からは太陽、左目からは月」でなければならないので、太陽でも月でもないスサノオは鼻から生まれたということにしたのでしょうか(^o^)。
ところで、先日ニッサンのゴーンさんの保釈保証金は10億円になるという報道があった時、10億円とはどのくらいの量なのかを示す札束が映っていました。全部が本物のお札ではなかっただろうと思いますけれど(^o^)。
10億円の札束の重さは100kgになるそうです。すると3億円は30kgあったのですね。それらを素早く移し替えたりどこかへ持ち去ったりしたのであれば、3億円事件の犯人は単独犯ではなかったのではないかと思ったのですが、それにしてもその犯人は、その日のその時間に3億円の現金がその車で運ばれるということをどうして知っていたのでしょうね~?部外者が問い合わせても教えてくれるはずはないだろうと思うのですが。
昨日は久々に森友学園の籠池さんのニュースもあったので、「政界では1億円のことを「座布団」と言うのだった」ということを思い出したのですが、それではその座布団の重さは10kgにもなるのですね(^o^)。
そういえば、オレオレ詐欺や振り込め詐欺の被害額は年間に360億円を超えていて、平均で1日当たり1億円が騙し取られているのだそうです。ニュースで聞くお金の単位は「万」から「億」になってきているようですが、犯罪界はインフレなのでしょうか?ニユースでは日本はまだデフレを脱却できていないと言っているようですけれど<(_ _)>。