仙川の上流端と源流も小金井公園から遠くない所にあることが分かったので、
「上流端」の表示と源流の湧水があったらしいサレジオ学園と湧水池があったかもしれないと考えた情報通信研究機構とつつじ公園の辺りに行ってみました。
その辺り一帯は1900年代の半ば頃までは雑木林だったらしいのですが、学芸大にはそれらしい雰囲気が少し残っているような気がするものの、その隣の情報通信研究機構は、雑木林や湧水池があったかもしれないと想像することすらできないような、地図で見た通りの大きな建物になってしまっていました<(_ _)>。
情報通信研究機構
途中には「植木の町小金井」という大きな看板があったのですが、新小金井街道付近にはもう植木畑はないようです。
けれど、情報通信研究機構の道向かいのサレジオ学園には雑木林が見えていましたから、やはりこの一帯は同じような雑木林だったのでしょうね。
サレジオ学園の周りを一周してみたのですが、学園の広い敷地内には、昔のままかどうかは分かりませんが雑木林がたくさん残っているようです。その雑木林の中に仙川の源流となっていた湧水池があったのなら、同じ高さにある学芸大や情報通信研究機構の雑木林の中にも湧水池があったかもしれません。
新小金井街道はこの辺りから南に向かって下っていましたが、少し先には今も水の湧いている「東京名湧水57選」の蒼浪泉園や貫井神社や経済大の新次郎池などの湧水がありますし、小金井には「○○窪」という地名もたくさんあったようですしね。
サレジオ学園の北側にはつつじ公園があって、公園の中には池や流れがあるようだったので、そちらに行ってみることにしました。学校や情報通信研究機構の中に入ることはできませんが、公園なら入ることができますから、その池が湧水池だったのかどうかを知ることができるかもしれないと思ったのです。
つつじ公園の池