周りを住宅に囲まれたつつじ公園の中の池は、雑木林に囲まれたサレジオ学園の湧水でさえ枯れてしまっているのですから、今は湧水のはずがありませんが、元々ここには湧水池があったのでここを公園にしたのか、公園にしたので池を作ったのかを知りたかったのですが・・・・
善福寺池・井の頭池・三宝寺池・碑文谷池・清水池などには、そこが湧水池であったこと、湧水が枯れた後は地下水を汲み上げて流していることが記されていたので、何か記されているものはないかと探してみたのですが、何もありませんでした(T_T)。
それでは人工の池なのかと思ったのですが、公園の面積の割には池が大きすぎるような気がするけれど・・・
と思いながら眺めていると、水面に波紋が広がってきました。
池の水面が動いているのは湧水があるからなのか?と見回すと水が出ている所が見えたので行ってみると、パイプのようなものが池に突き出ている辺りで音がしていて、その音が止まるとパイプから水が噴き出してきます。
パイプは3ヵ所にあって、他の2ヵ所からも同時に水が出て来るので、清水池にはポンプ室のようなものがあって「池の水を浄化して循環させている」と記されていたことを思い出してポンプ室を探してみたのですが見当たりません。
しばらく池を眺めていたのですが循環の仕組みは分からなかったので<(_ _)>、この池が元は湧水池だったのかどうかや循環させる仕組みは、小金井市役所で聞けば分かるのかな?と思ったのですが、木に付けられている注意書きには「小平市」と書いてあります。あれ?ここは小金井市ではなくて小平市だったのか?と思いながら公園を出ると、隣の建物は「上水南浄水所」で、そこには「応急給水拠点 小金井市」と記されており、その隣のテニスコートは「小金井テニスコート」となっていたので、あれ?やっぱりここは小金井市なのか・・・・?
池は湧水池だったのか人工の池なのか、公園は小平市なのか、小金井市なのか、上水と浄水はどういう関係なのか、分からないことが増えてしまいましたが<(_ _)>、気を取り直してすぐ近くにあるはずの「仙川上流端」へ。
新小金井街道にある「仙川上流端」
下流方向
水は全く流れていません。大雨が降ると川になることもあるのでしょうか?
上流方向
こちらは道になっていて、突き当りはサレジオ学園の雑木林ですから、やはり仙川の源流はサレジオ学園の湧水池で、この道路の下には仙川の暗渠が埋まっているのだろうと思います(^o^)。