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武蔵野台地と湧水31 池と湧水8 碑文谷池と清水池2

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2019.1.14 武蔵野台地と湧水31 池と湧水8 碑文谷池と清水池2
 
碑文谷池の辺りは将軍の鷹狩場だったそうなので、「鷹番」という地名は、鷹匠たちが住んでいたからかな?と思ったのですが、八代将軍吉宗のころから江戸周辺五里の範囲に「江戸廻り六筋御鷹場」が設けられ、盛んに鷹狩が行われるようになっていたのだそうで、当時の目黒は、現在の港・品川・渋谷・世田谷区にまたがる「目黒筋」の中心地で鷹狩りの好適地としてたびたび利用されていたのだそうです。
 
「鷹番」は、この辺りにその「目黒筋」の鷹場を監視する鷹場番所があったことに由来するようですが、鷹場への庶民の立ち入りは禁止されていたそうで、明治末期ごろまで「鷹番」の人家は20軒にも満たなかったのだそうです。そういえば、世田谷の芦花公園の辺りも、その頃には家が26軒しかなかったのですよね。
 
碑文谷池は昔は釣り堀とボート池だったようですが、今は釣は禁止になっていました。
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清水池は釣り堀ではなく、釣りのできる池でしたが、麻雀は禁止だそうです。ここで麻雀をする人がたくさんいたのでしょうか???
 
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碑文谷八幡は旧碑文谷村の鎮守だそうで、長い参道がありました。
 
碑文谷八幡
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社殿の横には「碑文石」があって、何が彫ってあるのかはもう見えませんでしたが、この石が「碑文谷」の地名の由来になったようです。
 
碑文石 
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参道の先から、↓のようなものが伸びていたのですが、「宮前橋」と記されていますから、ここに橋が架かっていたのでしょうね。これが暗渠にされた立会川の跡のようです。
 
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ところで、先日の「チコちゃんに叱られる」では、地球が自転しているのは、46億年前に太陽の塵が次々に衝突して地球が誕生した時、その衝突によって回転が始まり惰性で回り続けているので、回転速度は徐々に遅くなってきていると言っていました。
 
1年に0.000005秒ほどずつ遅くなっているので、1800万年後には1日が25時間になるそうで、計算上は100億年後には1日が1000時間になってしまうそうですが、そうなると昼が20日、夜が20日くらいずつ続くことになりますから、昼は灼熱地獄、夜は寒冷地獄になって現在の地球上の生命体は生きられなくなってしまうのでしょうね(T_T)
 
それを聞いて、しばらく前に水や生命体のない現在の月や火星の姿は未来の地球の姿なのではないかと考えたことを思い出しました。
 
その間には別の天体(巨大隕石)などが地球に衝突して地球の自転がまた加速したりするのかもしれませんが、それはそれで6500万年前の生物の大絶滅のような事態を引き起こすのでしょうから

地球の将来の見通しは明るくないようですが<(_ _)>、心配することはないかもしれませんね。原爆や水爆やミサイルなどの大量殺戮兵器を次から次へと作って、自分たちで殺し合いをしている人類は、地球がそうなる前に自滅してしまいそうですから(T_T)
 
 
 

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