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武蔵野台地と湧水21 井草川2

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2019.1.4 武蔵野台地と湧水21 井草川2

 
先日妙正寺池から暗渠になった井草川の一部を辿ってみた時には、井草川の始まりの湧水まで行けなかったので、改めて切通し公園へ出かけてみました。
 
早稲田通りと青梅街道が交差するところに大きな赤い鳥居と赤い灯篭のある井草八幡があって、そこはよく通っていたのですが、井草川の源流の湧水があったのはそのすぐ近くだったようです。
 
幹線道路は起伏の少ない所を通していますし、道路沿いはビルになっていますから、そのビルの後ろにどんな地形があるのかは、幹線道路を目的地に向かって走っている時には分からないのですよね<(_ _)>
 
よく通っていた新目白通りのビルのすぐ後ろに「甘泉園」という起伏にとんだ大きな庭園があったことにも去年まで気が付いていませんでしたし<(_ _)>
 
井草八幡 北参道の鳥居と灯篭  
イメージ 1

井草八幡境内案内図 
イメージ 2

社殿
イメージ 3
 
東参道
イメージ 4
 
ここを通る時にいつも見ていたのは正面ではなく北参道だったことを今回行ってみて初めて知りました(^o^)
 
「切通し公園」は井草八幡の近くにあるのだからすぐにわかるだろうと思ったのですが、見つけることができなかったので、北参道の交番で聞いてみました。ところが分からないということで、地図帳を広げてあちこち探してくださったのですが「あった!!」と地図で見つけた場所は、なんと交番のすぐ前で、交番から木立が見えていました(^o^)。方向音痴の私が地図の道を見間違えて、道の反対側に行ってしまったため見つからなかったのですが<(_ _)>、知らないものは目の前にあっても見えないのですよね~。
 
切通し公園
イメージ 5

平らだと思っていた幹線道路からちょっと入っただけの所なのですが、奥の方の土地が低くなっているのが分かります。ここも湧水のある台地の端だったようで、湧水池からあふれた出た水がここから井草川となって流れ出していたようです。
 
湧水の跡?
イメージ 6

 
ここの標高は50mくらいのようですから、この湧水の水源も武蔵野台地の宙水だったようですね。この湧水も今は枯れてしまっているようですが、夏季には10時から15時まで水(地下水?水道水?)が流されているそうです。
 
そして、湧水のある台地の端の例にもれず、ここにも縄文時代(もしかすると旧石器時代)から人が住んでいたようです。

イメージ 7


 
年明け早々の昨日、熊本でM5.0の地震がありました。プレートの動く力はヒマラヤや南アルプスを隆起させるような想像を絶する圧倒的な力なのですから、ニンゲンにはなす術がないのでしょうね~(T_T)(T_T)(T_T)


 
 

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