小島毅(こじまつよし1962生れ)の「天皇と儒教思想(光文社新書2018刊)」を読むと、“学者さんたちの常識”の黙りこくっている日本史村の隣村からの発言が聞けて面白いです。中国思想の取り入れ方から見ると日本人はアジアの中でも“お頭(おつむ)”が弱いのではと書かれている。
2018/10/3(水) 午後 8:33 [ kojita ]
そうなのですか。Kojitaさまはいろいろなものをお読みになっているのですね。「お頭(おつむ)の弱い日本人」の一人である私は小島毅氏も全く知りませんでしたので、「黙りこくっている日本史村の隣村」ってどこのことなのか分からないのですが(^o^)。
私はお頭(おつむ)の中だけでああか、こうかと考え、「こうであるとしてよい」というような結論を出すらしい哲学や思想は苦手です。論理学は哲学の一部だということなので、哲学者は当然論理学者でもあるはずだと考えたのですが、哲学者とは全く論理的ではないことを平気でおっしゃる人のようで<(_ _)>、
その論拠はウソ八百の『記紀』やそれを元にしてデッチ上げた「国家神道」や「皇国史観」にあるようですし<(_ _)>。
そういえば、↑の「子ども手当はそっくり軍事費に回し国策として核保有を検討するべきだ」と言っていた元防衛大臣の稲田朋美氏は自民党の筆頭副幹事長・総裁特別補佐として復権したようですが、あの人もこの人もみ~~んな非論理的な神がかりの「日本会議」なのですね<(_ _)>。
でも、論理性が不可欠な部門でのノーベル賞受賞者の数や業績を見れば「日本人のお頭(おつむ)が弱い」という認識は誤っていると思います。たしかにそれ以外の部門での受賞者はとても少ないようですが、その方面の方々は「お頭(おつむ)が弱い」のではなく、「つじつまを合わせたがる脳」は異常に発達しているけれど論理性が不足しているか欠如しているということなのではないでしょうか(^_-)?
文系の学者さんたちの持って回った文章や複雑な言い回しは苦手なので、哲学書や思想書や評論を読もうという気にはなかなかなれません。本当に他人に伝えたいのであれば、もっと平易な文章で分かりやすく書いたほうがいいのではないかと思うのですが、文系では難解な文章を書くのが高尚で、それを理解できないような「お頭(おつむ)の弱い」人は相手にしないということでしょうか。
先週末の台風24号による停電などがまだ復旧していない所もあるのに(T_T)、また今週も強風を伴う大型の台風25号が日本に接近しています。千葉では電柱が火を噴いているというニュースがあったのですが、先週の台風は風が強く雨が少なかったので塩が流されずに塩害が出たのだそうです。以前、世界中に岩塩や塩湖があるのに日本にはないのは、日本は雨が多いので雨で流されてしまったからではないかと考えたのですが、こんな形で証明されてしまったようです。
先日大地震と津波に襲われたインドネシアのスラウェシ島では、今度は北部にあるソプタン山で噴火が起きているそうですが、これほどに大災害の多い年はこれまで経験したことがありませんよね~(T_T)。