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西日本の大水害と古代の海

2018.7.8 西日本の大水害と古代の海
 
西日本の雨と水害はとどまるところを知らないような勢いでしたが(T_T)、今日やっと大雨特別警報は解除されたようです。
 
高梁川の周辺の平地はやはり古墳時代頃まで海であり、「さこ・にま」の地名はかなり遅い時期まで沼や湿地だったところのようで、
 
2015年に↑で調べた「さこ・にま」の地名のある西日本の県はみな大きな被害を受けてしまったようです(T_T)(T_T)(T_T)
 
「さこ・にま」に関するコメントは
の下のコメント欄にあります。
 
killy様が↑のコメントにお書きくださった「倉敷市真備町下二万(しもにま)ある全長40mくらいの前方後円墳」とは仁万大塚古墳でしょうか。倉敷市のある児島半島は、古墳時代には吉備児島と呼ばれる島で、現在の平地は海だったのですが、古墳や古い神社は当時の海に面した微高地や高台に造られていますから、今回の大水害でも古墳や古い神社は被害を受けていないのではないかと思います。
 
2011年の大津波でも、2015年の東日本の大水害でも、古墳や古い神社や縄文時代の遺跡などは被害を受けなかったのですが、現在は町全体が低地に移動してしまっているのですよね。
 
小田川も、標高などから見ると、高梁川との合流点から井原線の備中呉妹駅辺りまでは海だったようですが、堤防が決壊して海のようになってしまったのはこの地域のようです(T_T)
 
気象がどんどん荒くなってきている今、古代の地形を考える必要性は大きくなってきているのではないでしょうか。
 
昨夜は千葉でM6.0の地震も起きました。大地震、大津波、大水害、大噴火、スーパー台風、落雷、突風、竜巻、大規模な山火事・・・・・ 歴史学者さんたちが大真面目に「長屋王や早良親王や菅原道真などの怨霊の祟り」だとしている平安時代に似てきているようなのですが、歴史学者さんたちは今度はどんな怨霊のせいにしてつじつまを合わせるのでしょうね?
 

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