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思いこみ・・・アンモナイトとは?中央構造線とは?

2015.10.28 思いこみ・・・アンモナイトとは?中央構造線とは?


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ここには「アンモナイトは巻貝の一種と混同されることもある」と記されていますが、「アンモナイトは頭足類だ」ということを知っている人の方が少ないのではないでしょうか(^o^)

 

アンモナイト 

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この「アンモナイト」という名前は「(エジプトの太陽神)アモンの石」という意味だそうで、アモンの渦を巻いた角に見立てて付けられた名前だそうです。名前ってやっぱり見立てで付けられることが多いようですね。ここでアンモナイトの名前の由来と、アモンには渦を巻いた角があったということと、知識がまた二つ増えました\(^o^)/。

 

渦を巻いていないミミズのようなものやホースのようなものも・・・

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 日本はアンモナイトの宝庫のようです(^o^)
 

思い込みと言えば、中央構造線と糸魚川―静岡構造線は同じものだと思っている人が多いというお話を中央構造線博物館で伺ったのですが、「糸魚川―静岡構造線とはフォッサマグナのことだ」と思っている人も多いようです。ひょっとすると構造線もフォッサマグナも「なに、それ?」という人の方が多いのかもしれませんが(^_-)。そういう私も義務教育のどこかで名前を聞いた記憶があるくらいで、地形の変化について考えているうちに少しずつ分かって来たというのが実情ですけれど(^_^.)

 

構造線とは断層面で「線」であり、フォッサマグナとは地溝帯のことで「面」なのです。

 

フォッサマグナとは日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本と西南日本の境目とされる地帯。中央地溝帯、大地溝帯とも呼ばれる。Fossa Magna は、ラテン語で「大きな溝」の意。(wikipediaより)

 

その面(地溝帯)の西の端が糸魚川―静岡構造線だということなので、東の端はどこにあるのだろう?と思っていたのですが、↓の図を見ると「棚倉構造線」が東の端のようですね。

 
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付加体がユーラシア大陸からはがれた時に、糸魚川―静岡構造線と棚倉構造線の間が両開きの扉を開くように押し広げられて真ん中からちぎれ、東日本の方にはより大きな力が働いて付加体がさらにバラバラにちぎれてたくさんの島になったということでしょうか(^o^)


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 扉の両端の蝶番部分に近かった九州と北海道は、今も大陸に近いままですが、開いていく扉の先端部分にあった銚子の辺りが一番大きな力を受けて大陸から最も遠い所に押しやられてしまったようです。
 

日本からアンモナイトの化石が豊富に出土するのは、日本が今のような形になる前はいくつもの島で、島と島の間は海だったからでしょう(^o^)

 

「・・・と考えてよい」というようなつじつま合わせの恣意的な説は、部分的には適応しても必ずどこかで破綻してしまい、すべてを論理的に繋いでいくことはできないのですが、真実に近い理論(説)であれば、破綻することなく論理的にいろいろな疑問や謎を解いていくことができるようです\(^o^)/。

 

ここまでのところ、プレートテクトニクスに論理的な破綻はないようで、私の「なぜ?どうして?」という疑問はかなり解決してきました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/。



 

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