2018.4.11 チバニアンと地磁気の逆転
2億5000万年前には超大陸・パンゲアだった地球上の陸地は、再び集合し始めているのかもしれません。シミュレーションによれば2億5000万年後には再び超大陸・アメイジアになるようですから。
今から2億5000年前のパンゲア大陸
これから2億5000万年後のアメイジア大陸
陸地は神代にイザナギとイザナミが天沼矛で作ったのでも、6000年前に創造主が作ったのでもなく、論理的な因果関係によって生じ、動き続けているのです。
磁場の逆転と言えば、2015年に「チバニアン」のニュースで初めてその言葉を聞いた時にはまさか?と思い<(_ _)>、どうして逆転していると分かったのだろう?そこに行くと磁石がクルッと180度回るのだろうか?とか、地球は地軸方向にも回転したのだろうか?とか、トンチンカンなことを考えてしまいました(^o^)。
その時には解説も情報もほとんど無くて何も分からなかったので、現地に行ってみれば資料や解説があるかもしれないと思い、磁石が逆になるかどうか確かめようと磁石を持って養老渓谷へ行ってみたのですが(^o^)、現地には全く情報がなく「チバニアン」を知っている人もいなくて、その地層がどこにあるのかも分かりませんでした(T_T)。その後、博物館に行ってみても何の説明もありませんでしたし。
今年、千葉県立中央博物館にチバニアンのコーナーができたと聞いて行ってみたら、その場所の写真や、地層の見える場所が分かる模型が展示してありました。新聞の記事によると去年は見学者が現地に殺到して、今は立ち入り禁止になっているとか・・・
https://blogs.yahoo.co.jp/sweetbasil2007/43508108.html
この場所で大きく右のほうへ蛇行していた養老川を、トンネルを掘ってまっすぐに通した先の左上の赤い矢印のところに逆転層の露頭があるそうです。
今日は「静岡市駿河区で八日に行われた大相撲春巡業・富士山静岡場所で、力士が土俵上で子どもに稽古を付けるちびっこ相撲に、毎年参加していた小学生の女児が参加できなかったことが分かった。」というニュースがありました。理由は「相撲は神事だから」だと言うのでしょうね?
去年の秋、たまたま神社の秋祭りで子供相撲を見たのですが、こちらでは女の子がたくさん元気いっぱいで出場していました(^o^)。興業の大相撲とは違って、こちらは本当の「神事」だったのですけれどね(^_-)。
大相撲興業は「社会一般のためになる公共の利益」というわけではないようですから、「神事」を口実に使うのは止めて「公益法人」を返上し、「男だけでやるのが大相撲興業です」と堂々と掲げればいいのではないでしょうか?女だけでやる「宝塚」が男性差別ではないように、男だけでやる大相撲は別に女性差別ではないと思うのですけれどね。
いろいろ理屈をつけているようですが、結局のところ「公益法人」だと言いながら、女性を排除したい時だけ「神事」を口実にするから女性の市長さんが「差別だ。悔しい」というようなことになるのではありませんか(^_-)?