森友学園に8億円もの不正な値引きをする根拠とされた「大量のごみ(産業廃棄物)が見つかった」ということもウソだったことが業者の証言で分かってきたようです<(_ _)>。
去年の今頃、豊中市っていったいどんな所なのだろう?と調べてみたところ、その辺りは1970年代まで水田だったことが分かりました。
それならずっと水田だった所の下に大量の産業廃棄物があったはずはないと考えたのですが、やっぱりウソだったのですね<(_ _)>。このウソの報告書は森友学園と近畿財務局に書かされたのだそうですが・・・・・
やはりこの一連のことは、籠池夫妻の国有地不正取得というような個人的な犯罪ではなく、籠池<近畿財務局<財務省<政府の方針であって、政権ぐるみだということのようですが<(_ _)>、この「政府の方針」とは何かというと、票田・財源である「日本会議」・「神道政治議員連盟」・神社本庁の意向ということなのではないでしょうか?多くの国会議員がそこに属していて、その意向に沿った方針を進めようとしていたようですから<(_ _)>。
一連の「忖度」や「忖度の結果のつじつまを合わせるための公文書の改竄」を引き起こしたのは、「個人の誰か」ではなく、今全体を覆っているこの「空気」なのではないでしょうか。
森友の問題はいつ始まったのだろう?と調べてみると、学校法人森友学園の要望を受けて大阪府が私立小学校設置認可基準を緩和したのが2012年、森友学園が大阪府豊中市の国有地の取得を財務省近畿財務局に要望したのが2013年、「10年以内の売買契約を前提」に「定期借地権契約を締結」したのが2015年、8億円値引きした1億3400万円で森友学園側に売却する契約が結ばれたのが2016年3月だったそうです。
ところが調べてみると、佐川宣寿氏が理財局長に就任したのは2016年6月17日だったそうですから、売却が決まった後なのですよね。国会でウソの答弁を繰り返したのは確かに質問があったときに理財局長だった佐川氏ですが、全部佐川氏がやったことだとして幕引きするのは無理がありますよね。忖度は2012年には始まっていたようですし、安値での売却は2016年6月まで理財局長だった人の時のことなのですから。
ところで去年鴻池議員は、籠池夫妻が現金を持ってきたと言っていましたが、籠池夫妻が鴻池議員だけに渡そうとしたはずはありませんから、当然この件に関して口利きをお願いした「日本会議」や「神道政治議員連盟」所属の議員のみなさんに「こんにゃく」や「てんぷら」や「ういろう」を持参したのでしょうね。「こんにゃく」については↓。
今日は「名古屋市立の中学校で2月、文部科学省前事務次官の前川喜平氏が授業の一環で講演したことをめぐり、文科省が市教委に対し、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を問い合わせ、録音データの提供を求めていたことが15日わかった。」というニュースもありました。
財務省の8億円の値引き問題は、政府の目指す「神道による愛国教育」を掲げた森友学園への財政面の忖度だったようですが、この文科省の口出しと要求は、政府の目指す「教育内容」への文科省の忖度であり、教育への管理や思想統制がもう始まっているということなのでしょうか<(_ _)>。