2018.2.22 水稲荷と穴八幡49 環状4号線
早稲田の水稲荷と穴八幡について考えていたのに、またいつの間にか地球科学から火星まで飛んでいってしまいましたが、この辺りで戻ることにします(^o^)。
早稲田通りから新目白通りまでの短い区間しかないのに、なぜこの道が「環状4号線」なのだろう?と不思議に思った道は、環状4号線の一部になる早稲田通りと不忍通りを結ぶために作られた新しい道だということが分かりました。
新目白通りから不忍通りまでの道はまだないのですが、計画では神田川を渡って目白台2丁目で不忍通りに繋がるようです。でも、この間には建物がビッシリ建っていますし、鎌倉時代には海だった神田川の低地から目白台の上の不忍通りまではかなり高低差があって急坂になっているので、いったいどこをどのように通すのだろう?と興味を持ちました(^o^)。
以前護国寺の前を通った時、不忍通りを大きく広げているのを見て、なぜこんなに広げるのだろう?と思ったことがあったのですが、それも環状4号線の整備だったのですね。いつもどこかしらで道路工事をしているので、そのときはまたやっているのかと思っただけで通り過ぎたのですが(^_^.)、85年前に立てた計画に従って着々と進められていたようです。
先日目白通りを通ってみると道幅を大きく広げる工事をしている交差点があり、信号を見ると「目白台2丁目」となっていたので、それではここで早稲田通りのほうから来る道が不忍通りと繋がるのかと思って、どのように繋がるのか見てみることにしました(^o^)。
というのは、ここには目白台の上から台下に向かうとても急だけれど魅力的な坂があってその眺めが気に入っていたのですが、甘泉園の横では、古い民家が密集していたという同じような急な細い坂道を広げて環状4号線を通したようなので、ひょっとするとその坂も環状4号線になってしまうのかもしれないと思ったのです。
道幅を広げている目白台2丁目の不忍通り
その坂道は、タクシーの後ろに見える白い家と黒い家の間にあるのです
途中から二つに分かれていて、右側の坂には「富士見坂」と刻まれた石版があって、一方通行ながら車も通れる道になっていますが、左側は細くて階段になっています
右の坂の先に見えているのは新宿の高層ビル群で、左の坂の先に見えているのは甘泉園の道向かいにある早稲田大学のタワービルなのですが、環状4号線はあのビルと甘泉園の間を通っていますから、ここまで延ばしてここで繋ぐのかもしれない・・・・
本当にこの坂を通すのだろうか?とグーグルを見てみると、環状4号線が通るのはこの坂ではなく、一本東にある豊明小学校の横の坂のようで、航空写真には途中まで買収の済んだらしい空き地が写っていました。
右側の白いビルと木立(公園?)のところで環状4号線はこの交差点に繋がるようです。