2018.2.11 水稲荷と穴八幡38 プレートテクトニクス3
プレートテクトニクスでは1967年には「海洋底は1枚のプレートとして動く」と考えられていたのだそうですが、1968年には「地球表面は十数枚のプレートに分かれて動いている」と考えられるようになってきたそうで、私も去年までに博物館などでそれに基づいた↓のような模型や図や説明をいくつも見たのですが、
千葉県立中央博物館
筑波・地質標本館
これもまだ情報が少なかった頃の説で、その後それぞれのプレートがいくつものピースに分かれていることが分かってきて、最近では「50枚以上のプレートに分かれている」という研究も発表されているそうです。
ということは、↑の模型や説明は1970~80年頃の研究に基づくものであって最新の情報ではないのですね。科学の最先端の研究は日進月歩のようですが、博物館が新しい知識を展示に取り入れるまでには50年、それを見た一般人にその知識が広まっていくまでには、やはり100年くらいはかかってしまうということでしょうか<(__)>。
陸地や海は不変で、3万年前も今も同じだと考えられているようですから<(_ _)>、
この理論や知識は、博物館レベルでもまだ一部の人にしか知られていないようです<(_ _)>。
ひょっとすると情報化時代の今は、専門家よりも固定観念にとらわれない一般人の方が自由な発想で新しい知識をすんなり受け入れられるのかもしれませんね(^_-)。
そういえば、2016年に「チバニアン」のことを知って、チバニアンと磁場の逆転について知りたいと思ったのですが、そのことに関する展示や資料は博物館にはありませんでした<(__)>。博物館に展示物が登場するまで50年待たなければならないのかな~?
https://blogs.yahoo.co.jp/sweetbasil2007/43276490.html
「今日は建国記念日です」という声がテレビから聞こえて来ましたが、神武天皇が紀元前660年のこの日に即位したなどという荒唐無稽なオハナシを、政府は「国家神道による洗脳教育」で子供たちに刷り込もうとしているのですよね<(_ _)>。