2015.10.4 プレートテクトニクスとハワイ
プレートテクトニクスはもうかなり浸透していたのですね。気が付いてみれば様々なところで説明されていたのですが、自分が知らなかったので見過ごしてしまっていたようです<(_ _)>。やはり「視覚を真に司るのは知識である」ということで、「自分が持ち合わせている知識の分だけしかものが見えないし、理解もできない」ということのようです。
今日、熱帯植物館でハワイの植物を見ていたら、ここにも先日中央構造線博物館で初めてお話を伺ってビックリした「ハワイが日本に近づいてきている」ことを説明した模式図がありました。この理論を学んだ人たちの間ではすでに常識となっているようです(^o^)。
40年前にこの理論を知って、会社でその話をされたkillyさまは「一笑に付された」とコメントを下さいましたが、その当時の「一般常識」ではバカバカしい荒唐無稽な説や奇を衒った説だと思われたとしても、それが真実であってデッチ上げやつじつま合わせの説でなければ、いつかはそれが一般常識になっていくのです\(^o^)/。
「地動説」は今では誰でも知っている一般常識であって、わざわざ「地動説では・・・」などと教えたりはしませんよね(^_-)。「天動説」は過去のものとして完全に消滅したようです。
人類の発生や進化については、科学を学ぶ人達の間では常識であっても、宗教家や神学者など一部の人達の間では「容認できない邪説」のようですから、まだ道半ばかな(^_^.)?
↓は1954年にタンザニアのオルドヴァイ渓谷で発見された400万年前の初期人類の頭骨だそうです。すると、カミサマが作ったのは画家たちが描くような美男美女のアダムとイヴではなく、猿人だったようですね(^_-)。
昭和にデッチ上げられた「皇国史観」は長くは持たず、「超国家主義の国家政策の一環として周到な国家的スケールのもとに創出されたいわば国定の虚偽観念の体系」と批判されて終戦後には影をひそめたのだそうですが、一部の人達はまだ信奉し利用しているようですから、まだ完全消滅はしていないわけですね<(_ _)>。
それに対して不比等が1300年前に作った『古事記』やそのつじつま合わせの『古事記伝』は、今も信奉され、ありがたがられ、いろいろなところで権威づけに利用されているようです。それだけ『古事記』の方が「皇国史観」よりもできがよかったということなのでしょう(^o^)。
新しいカミサマも次々に作られ続けているようですが、出雲大社の大国主も、大神神社の大物主も、八幡神社の応神天皇も、武田神社の武田信玄も、明治神宮の明治天皇も、乃木神社の乃木希典も、東郷神社の東郷平八郎も、一番新しい所では鶴見神社の「三島由紀夫命」もみ~んな実在した人で、庶民の恋や金運を叶えてくれるためにいるカミサマではないのですけれどね(^_-)。