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山中地溝帯と海26 創造科学6 神話とは

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2017.11.13 山中地溝帯と海26 創造科学6 神話とは
 
日本神話がカミサマのオハナシではなくニンゲンのオハナシであるように、ギリシア神話や旧約聖書もニンゲンのオハナシなのです。
 
高天原は天上ではなく奈良にあったことが分かりましたが(^_-)、トロイアの遺跡も実際にトルコに実在していて、「トロイの木馬」の出てくるお伽噺のようなトロイア戦争は、紀元前1200年の中頃に起きた都市国家間の戦いであったことが分かってきていますし、「ラビリンス」は紀元前1700年頃に造られたクレタ島のクノッソス宮殿のことのようです。クノッソス宮殿には総数1500室もの部屋があったそうですから、ワンルームの縄文式住居や、現代の2DKや3LDKの住人から見れば、ラビリンス(迷宮)ですよね(^o^)
 
以前読んだ『古事記』の解説書には「古事記に登場する神様たちは妙に人間くさい」と書いてあったのですが、古事記のカミサマたちはニンゲンくさいのではなくニンゲンそのものなのです(^o^)
 
そして、ギリシア神話の美女と見れば手を出していたゼウスも、そんな夫の浮気に悩まされ嫉妬に苦しんでいた妻のヘラも、その他の登場人物も、ギリシア神話のカミサマたちもみなニンゲンなのです(^_-)
 
「神話」とは、やはり権力者や支配者などの搾取階級が自分達がその座にあることを正当化するために現実の出来事を脚色して創ったものだったようですね。
 
系図があり、子孫がイギリスに在住しているというイエス・キリストは、画家がよく描いているような白人ではなかったそうです。その活動の場もヨーロッパではありませんでしたしね。
 
旧約聖書に記されているのは、「約束の地」とされるカナンにおけるたくさんの民族の争いと戦いとそれによる国の消長であったことが『旧約聖書の思想と概説』という本を読んで分かりました。
 
子供の頃、「約束の地」は誰も住んでいないところだったのかな?もしそこに誰かが住んでいたなら、勝手に約束されてしまったその人たちはどうなったのだろう?と疑問に思い、このオハナシはまるで「豊かな葦原中國は、私の孫が治めるべき国である」と言って、大国主に国譲りを迫ったアマテラスのオハナシのようだと思ったのですが、
 
古代の中近東は砂漠ではなくレバノン杉の大木の森が広がる地で、このレバノン杉が莫大な富をもたらしていたのだそうで、聖書が「乳と蜜の流れる場所」と記したカナンは、当時誰も住んでいない土地だったどころか、多くの民族が暮らしていた豊かな土地だったのです。
 
そして、紀元前3000年以上も前に理不尽な「国譲り」をさせられたこの地を巡っては、5000年以上を経た今もまだ争いは続いているのですよね(T_T)
 
旧約聖書やギリシア神話に記されていることは、天上ではなく地上の民族や都市国家間に起きていた実際のできごとを元に作られたオハナシであり、カミサマではなくニンゲンのオハナシだったのです(^o^)


 
ついさっき、地球史の約77万~126千年前の年代が「チバニアン(千葉時代)」と命名されることが内定したというニュースの第一報がありました。イタリアのモンテルバーノ・イオニコやビィラ・デ・マルシェを抑えて、千葉県の百尾層が磁場の逆転層の国際標準地に選定されたようです\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/。

これでやっと明日から地球史や磁場の逆転についての解説記事や解説番組などが増えて来ることでしょう(^o^)。創造科学者が「カミサマが地球を作ったのは6000年前だ」と言い張っても、国民会議や神道政治連盟が「紀元前660年より前は神代だ」と言い張っても、77万~126千年前の地層は厳然として存在しているのです。
 
地球史に、日本では初の地質年代名「チバニアン(千葉時代)」が誕生したことを、ダイヤモンドリリーもいっせいに花開いて祝福しているようです(^_-)


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