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山中地溝帯と海22 創造科学4

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2017.11.11 山中地溝帯と海22 創造科学4

 

「天地創造」のオハナシやノアの方舟のオハナシも納得できなかったのですが、

https://blogs.yahoo.co.jp/sweetbasil2007/42394086.html

「父と子と聖霊」の三位一体説も納得できませんでした<(__)>

 

先日「創造科学」って何なのだろう?と考えていたら、「霊と聖霊はどこが違う」という新聞のコラムが目に入ったので読んでみました。霊(ヘブライ語でルーアッハ)とは、もともとはユダヤ教の考え方であって、霊魂のことではなく「生命」のことなのだそうです。


イメージ 1

 

それでは聖霊とは何なのかというと、新約聖書に出てくるイエスが復活した後現れたパワーのことだそうで、その正体は神そのものであるから「聖霊とゴッド(父なる神)とイエス・キリスト(神の子)とは同格である」と公会議で決められたのだそうです。

 

つまり「・・・と考えてよい」という人文学(humanities)お得意のつじつま合わせの論法でこの3つは同じものだと解釈し、「聖書」に記されている聖霊の存在を信じて霊性を重要視するキリスト教徒は、「聖霊」とは旧約聖書の「霊」のことだと解釈したということのようです。

 

ではなぜユダヤ教の「霊」がキリスト教の「聖霊」と同じだと解釈されたのかというと、このコラムの著者である社会学者の橋詰大三郎氏によれば、

 

ユダヤ教は、ゴッドが存在すると考えるけれど、あとはほぼ唯物論。霊魂など認めない。そのユダヤ教の聖典をそっくり拝借してキリスト教の聖典(旧約聖書)にしてしまった。そしてイエス・キリストが神の子だとか、聖霊だとか、新しい内容をつぎ足した。そこに無理があるのである。

 

のだそうです。そういうことだったのか~。

 

私は子供心に「父は父、子は子であって同じもののはずはないでしょ?」と納得できなかったのですが、やっぱり子供が納得できないものには論理的な矛盾や飛躍や無理なつじつま合わせがあるのです。子供の直感や疑問を侮ってはなりません(^o^)

 

そういえば以前、イエス・キリストは王族の系譜に連なる「ヒト」であり、マグダラのマリアはキリストの妻で、イギリスにはマリアの産んだキリストの子孫が今も続いているということを知っておおいに納得したことがありましたっけ(^o^)

 

やはり子供心に納得できなかった「天地創造」のオハナシやイザナギ・イザナミの国生みのオハナシはウソだったのです(^o^)

 

歴史の教科書に出てきてやはり納得できなかった「日本の八百万の神々は、実は様々な仏(菩薩や天部なども含む)が化身として日本の地に現れた権現(ごんげん)である」という「本地垂迹説」も、典型的な「・・・と考えればよい」というつじつま合わせの方便だったことがここまでに分かりました(^_-)

 

次々に作られ、検証も実証もされることのないさまざまな「説」って、本当に恣意的な解釈とつじつま合わせばかりのようですね<(__)>

 
 
 

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