2015.9.23 Maggieさまのコメントへのお返事
昨日、たまたま中央構造線博物館で石に関するお話を伺っていたのですが、石の種類やでき方からは地球の成り立ちや日本列島の成り立ちなど40億年の歴史が分かるようです(^o^)。塩からもいろいろなことが分かってきましたが、知らなかったことを知る、分からなかったことが分かるって楽しいことですね!
興味のあることを浅く広く見ているうちに、ある時突然それらが全部繋がってきて深くなったりするんですよね。興味の対象は例えば「塩山(駅名)→塩→ソルトコレクション→岩塩→平ら→雲母→石→火山岩→噴火→火山活動→地球の成り立ち」みたいな連想ゲームのようなものだったりするのですが(^o^)。
地図に関してはおっしゃる通りです。『日本が真ん中にある地図』を使っているのは日本だけで、たぶんどの国でも地図の中心にあるのは自分の国だろうと思います(^o^)。イギリスから見れば、日本は中心どころか東の端っこにある「極東」の国にすぎないわけですしね。
日本地図は太平洋側が表日本、日本海側が裏日本というような言われ方をしていましたが、人も文化も物も日本海側から日本列島に入ってきたのですから、人や物の移動から見れば日本海側が表玄関です。同じ日本の地図でも、そういう視点で日本海側から地図や地形を見ると全く印象が違います。
どこから何を見るかで、地図も歴史も全く違う様相を呈するようですし、また、その見方には自分がどのように見たいか、見せたいかという意志や感情も加わっている訳ですしね(^_-)
『日本が真ん中にある地図』が普遍的な地図だと思い込むのは、「塩とは白くて細かい粒状のものである」と思い込むのと同じように、自分がそういう地図しか見たことがないというだけの、根拠のない思い込みであり、誤った固定観念のようです(^_-)。