2017.5.14 「チバニアン」その後3
昨日「チバニアン」のことを考えていたら、今朝の新聞にさっそく記事が載っていました\(^o^)/\(^o^)/。
2015年に聞いたのは、従来は78万年前に起きたと考えられていた最後の地磁気逆転が、「火山灰の精密な年代測定から約77万年前に起きたことを突き止めた」ということを発表したというニュースだったようです。
77と78ではそれほど違わないのでは?一瞬思ったのですが、1万年違うということは人類史を考えれば大きな違いですね。人類が文字で歴史を残すようになってから現在まで全部合わせてもまだ1万年経っていないのですから(^o^)。
地質学では約46億年の地球の歴史を115に区分していて、約258万年~約1万年前までが「更新世」とされ、4つに区分されているこの時代の2区分にはまだ名前がなく、そのうちの一つが「チバニアン」になる可能性があるということのようなのですが・・・・
でも、4つの内の二つにはすでにイタリアの地名から「ジェラシアン」「カラブリアン」と名前が付いていて、「千葉セクション」と同時代の地層がイタリアには2カ所あるそうですから、3番目が突然聞きなれない日本の地名になるよりも、イタリアの地名に決まる確率の方が高そうですね(T_T)(T_T)(T_T)。
とにもかくにも地球46億年の歴史の中に「神代」が存在する余地はないわけですが、神がかりで訳の分からない非論理的なつじつま合わせばかりしている歴史学から脱却して、論理的・科学的な思考に向かうためにも、ぜひとも「チバニアン」に決まってほしいものです。固定観念に凝り固まった人たちはもうどうしようもありませんが、次代の子共達が地球の歴史に関心を持ち論理的・科学的な思考に向かう大きなきっかけになるでしょうから(^o^)。
ところで昨日、逆転するまでにはどのくらいの年月がかかるのだろう?と考えたのですが、逆転に至る過程では当然のことながらこの磁石の働きがほぼ0になる時期があるはずですが、少なくても過去200年間、磁石の力は弱まり続けてきているのだそうです。
ということは、今回の逆転はすでに200年前から始まっていたということなのではないでしょうか?