2015.9.13 諏訪湖と塩11 ユタ州とプレートテクトニクス
大雨で中断していましたが、9.9の続きに戻ります。
ユタ州の地勢を調べてみると、ユタ州西部は起伏が交互に連続するベイスン・アンド・レンジ地形で、大部分が不毛の砂漠なのだそうですが、ボンネビル・ソルトフラッツは例外的に平坦なのだそうです。
この「ベイスン・アンド・レンジ地形」って何だろう?と調べてみると、Wikipediaによれば、
ベイスン (Basin) は盆地、レンジ (Range) は山岳という意味で、「この地域は南北方向に細長く伸びる乾燥した谷と山脈が交互に入り組む地形をしている。これは地溝と地塁によるものが主となっている。成因は約2千万年前にファラロンプレートが北アメリカプレートの下に入ることによって消滅し、この地域への圧縮力が解消され、伸張力が働き地殻が伸ばされたことによる。
だそうで、これもプレートテクトニクスによる説明のようなのですが(^_^.)、この「地殻が伸ばされ」て地溝ができるというのがどういうことなのか、私には理解できません<(_ _)>。能登でも出雲でも邑知平野や出雲平野は地溝だという説明だったのですが、私は納得できませんでした。
Wikipediaの説明では、広大なボンネビル・ソルトフラッツも、地殻が引き伸ばされて地層がずれて落ち込んでできた谷だということになるようですが、それならなぜ、この谷は乾燥した砂地の砂漠で大量の塩があるのでしょう?
地層がずれて落ち込んでできた谷であるなら、周囲の山に降った雨や雪は低い谷に流れ込んで谷底に溜まるか川となって流れるはずですから、谷が乾燥した砂漠になるはずはないのではありませんか?
それに、260平方キロもの平原に数十㎝も積もっているというこの大量の塩はいったいどこから来たというのでしょうか?
「地殻」って伸びたり縮んだりするものなのでしょうか?もし伸びたとしても地表が邑知平野や出雲平野やソルトフラッツのように水平に落ち込むものなのでしょうか?分からないことばかりです<(_ _)>。
私には疑問だらけで納得できないこの説明は、古代史のつじつま合わせによく使われる「・・・とすればよい」式のつじつま合わせと同じようなもののように思われるのですが・・・・・・<(_ _)>
広い面積に渡って平坦な地形であり、砂と大量の塩があるのは、かつてここが海の底だったからなのではないでしょうか(^o^)。