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地震と噴火3 日本の噴火

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2016.5.6 地震と噴火3 日本の噴火

 

地震もさることながら、このところ日本でも噴火のニュースが増えているようなので、最近の日本の火山活動について調べてみました。

 

2000.3  有珠山(北海道)噴火

2000.8  三宅島(東京都)噴火

2011.2  新燃岳(宮崎県・鹿児島県)噴火警戒レベル2

2013.11  西之島 噴火

2013.8  桜島(鹿児島県)噴火

2014.9  御嶽山(長野県・岐阜県)噴火

2015.4  蔵王山 火山性地震 噴火警戒レベル2

2015.5  口永良部島(鹿児島県)噴火・噴火警戒レベル5

2015.5   箱根山噴火警戒レベル2
2015.6  箱根山 小噴火 噴火警戒レベル3

2015.6  浅間山小噴火・蔵王山火山性微動 

2015.8       桜島 噴火・噴火警戒レベル3

2015.11  阿蘇山 噴火警戒レベル2・箱根山 噴火警戒レベル1

2016.2  桜島 噴火 噴煙2200m 噴火警戒レベル3

2016.2  霧島連山硫黄山 火山性地震 噴火警戒レベル2

2016.3.  蔵王 地殻変動・火山性地震・火山活動
2016.3  アトサヌプリと恵山に噴火警戒レベル導入
2016.5  桜島爆発的噴火 今年43回目の噴火で噴煙4100

噴火警報発表中の火山は今年3月には12カ所になっていますが、

2012には7カ所、2013には6カ所、2014には7カ所となっていましたから、やはり増えてきているようですし、この間西之島は2013年からずっと活発な噴火を続けていて海上に出た部分の面積は12倍にもなっているのです。

 

この西之島は、海上保安庁が201567月に噴火後初の海底地形調査を実施したところ、富士山のような形をした高さ4000m級の海底火山で、噴出した溶岩の量は東京ドームの129倍に当たる1億6千万㎥と判明したのだそうです。日本には富士山がもう一つ出来てしまったようですが、これだけの量の溶岩の放出した熱は、いったいどのくらいになるのでしょうね?

 

南米やインドネシア周辺で地震や噴火が増えているのを見ると、海底火山の噴火は南太平洋でもさかんに起きていて大量の溶岩と熱を放出しているのではないかと思うのですが・・・・<(_ _)>

 

Nothing comes from nothing(無から有は生じない)のですから、南米沿岸の海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象(現象)を起こしているのはこの海底火山の放出する熱なのではないでしょうか。

 

糸魚川市と妙高市の境にある焼山は、約3000年前に誕生したばかりのフォッサマグナ最北端の若い活火山で、1773年の噴火以降は火砕流や溶岩を伴うような噴火は起きていないけれど現在も噴気を上げているというお話を伺った後千国街道を走ったら、その焼山が噴気を上げているのが見えました。

 
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この焼山は1974年に水蒸気爆発に伴う噴石で3人が亡くなった後、2006年まで入山禁止になっていたそうですが、2006年に入山禁止が解除されて、現在は「噴火警戒レベル1」で、気象庁が24時間体制で観測を行う全国47の常時観測火山の一つになっているそうです。

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