2016.1.15 山の隆起と世界の塩湖 チチカカ湖と諏訪湖19
少し前の新聞に「アルプスの氷河で発見された5300年前の男性ミイラ・アイスマンの胃から採取したDNAを解析したところ、この男性はヘリコバクター・ピロリ菌に感染していたことが分かった」という記事が載っていました。この男性が実際に胃潰瘍などを患っていたかどうかは不明だそうですが(^o^)。
今世紀に入ってから「20世紀は神の時代だったが、神の時代は終わった」という文句を新聞で見かけて「おや?」と思ったことがあったのですが、DNAの解析からこう次々に否定しようのない事実が分かってきてしまうのでは、先進国では確かに「神という都合の良すぎる理屈」で人々を納得させ思い通りに動かすことはできにくくなってきているかもしれませんね。20世紀には日本人も「天皇は神で日本は神国だ」と洗脳されて無謀な戦争(人殺し)に駆り立てられていったようですが。
20世紀にはオウム真理教事件もありましたが、自分たちの利益のために殺人やテロを指示して実行させたオウム真理教の教祖の麻原彰晃と、現在同じことを指示して実行させている「宗教的指導者」という人たちとはどこも変わらないとは思いませんか? 神を口実にテロや人殺しをして(させられて?)いる人達がそのことに早く気付いてくれるといいのですが、テロや自爆テロはエスカレートするばかりのようです(T_T)。やはり回りくどくても解決策は教育しかないのでしょうか。
DNAの解析といえば、富山県で発見された6000年前の91体の人骨のうちの13体から5つの型のDNAが解析されて、それぞれの型がいつ頃どこで分岐したものかが分かっているそうで、そのうちの一つがバイカル湖付近に行ったホモ・サピエンスのものだったそうです。その一団から一部が南下して日本にやってきて縄文人となり、一部はさらにシベリアから東に進んで北米へ渡ってアメリカインディアンになり、さらにその一部が南米に向ってアンデスの先住民になったようです。
ミトコンドリアDNAから見たホモ・サピエンスの移動
ウィルスから見たホモ・サピエンスの移動と人種形成
20万年前にアフリカで類人猿から進化したホモ・サピエンスは、移動しつつユーロボイド・ネグロイド・モンゴロイド・オーストラロイド・ポリネシアン・アメリカインディアンなどの人種に別れていったのですね。
それでは、このバイカル湖付近にいたホモ・サピエンスの一団の中にATLウィルスのキャリアがいたということなのでしょう。するとアンデスの民にはATLウィルスだけではなく、富山の6000年前の人骨と同じ型のDNAを持つ人もいるのではないでしょうか? 分岐したのは遥か昔のことですが、バイカル湖まではATLウィルスを持つ日本の先住民の縄文人とアンデスの先住民は一体だったのですから(^o^)。これを調べてみた人はいないのかな~?
ネコビタイ便り
去年より1か月以上長く花を咲かせていた皇帝ダリアですが、13・14日の冷え込みには耐えられず、とうとう凍ってしまいました(T_T)。
でも、そういう冷え込みの厳しい朝には、時々奇跡のような景色が見られるんですよ\(^o^)/。まるで雪が積もっているように霜柱で一面に真っ白になっている所に朝日が斜めに当たり始めた瞬間に、霜柱が七色の強い輝きを放ち始めることがあるのです\(^o^)/。エメラルドグリーン、サファイアブルー、アメジストのような紫、ルビーのような赤、トパーズのような黄色、オパールのようなオレンジ、ダイヤモンドのような強い光・・・
霜柱がプリズムになるのでしょうね。8時前後のほんの短い間ですし、めったに見られないのですが、束の間「宝石箱をひっくり返したような」景色が現れるのです\(^o^)/。