Quantcast
Channel: 歴史探訪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1389

山の隆起と世界の塩湖 チチカカ湖と諏訪湖14

$
0
0

2016.1.7 山の隆起と世界の塩湖 チチカカ湖と諏訪湖14

 

日本の縄文人とアンデスの先住民のルーツが同じであることが分かったのは「成人T細胞白血病(ATL)ウィルス」の研究からだったようですが、ホモ・サピエンスとしてのルーツはどの民族も同じはずですから(^_-)、このルーツというのは「日本の先住民族とアンデスの先住民族に別れる前は一体だった」ということなのでしょうね?

 

実は↓の図を見た時、私は「縄文人が日本からアンデスに行ってアンデスの先住民になった」ことを図示したものかと思ったので(^_^.)、縄文人とアンデスの先住民が同じウィルスを持っていると言っても、日本にいた縄文人が小さな丸木舟で太平洋を横断してアンデスまで行けたはずはないのでは?とそこが理解できなかったのです<(_ _)>


イメージ 1
 

でもその後、20万年前にアフリカで発生したホモ・サピエンスが世界中に拡散していって様々な人種になった経路や、陸地は固定した不変のものではなかったというプレートテクトニクス理論などを知って、徐々にその因果が見えてきていたのですが、年末に本棚の整理をしていて、ツンドクになっていた『新ウィルス物語』を手にしたことから謎が解けてきました。この謎は「自分が知らなかった、知識が足りなくて理解できなかった」ことから生まれたものですから<(_ _)>、こういった知識をすでに持っていた方にとっては謎など何も無かったのかもしれませんが(^_-)

 

私は『新ウィルス物語』を読んでATLウィルスのことや、ホモ・サピエンスがこのウィルスを持って世界中に拡散していったことや、このウィルスのキャリアがアフリカと日本に多いことやその理由を知り、日本にいた縄文人が丸木舟で太平洋を横断してアンデスの先住民になったわけではないことが分かったのです(^o^)

 

日沼頼夫著 『新ウィルス物語』 

イメージ 2


さらに28日にたまたま見た「日本人のルーツを探る旅」で、富山で発見された6000年前の縄文人の骨から5つのDNAの型が解析され、それぞれの型のDNAを持った縄文人が何処からやって来たのかが分かったことを知ったことからすべてが論理的に繋がってきました\(^o^)/。

 

神話ではティワナクのマンコ・カパックも、日本の天皇家も出雲大社の宮司の千家さんも太陽神の子孫なのですから、そのルーツは同じだということになるのですが(^_-)、実際は、天皇家と千家さんは弥生人の子孫であり、マンコ・カパックはアンデスの先住民族の子孫ですから、マンコ・カパックは天皇家や千家さんとではなく、日本の先住民の縄文人とルーツが同じなのです(^o^)

 

出雲大社の84代目の今の宮司さんがアマテラスの息子の子孫だというのはなんだか計算が合わないな~と思ったのですが(^_-)84代前はやはり神代ではなく弥生時代だったようです。それならバッチリと計算が合いますね\(^o^)/。

 

ただし、この84代にもまだかなりの水増しがあるのですが(^_-)

 

やはり、年代や会計簿の帳尻が論理的に合うものが「歴史」であり、合わないものは「作り話」のようです(^o^)

 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1389

Trending Articles