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コメントへのお返事について

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2019.8.18 コメントへのお返事について
 
昨日私がコメント欄に書いたことがよく分からないとのご意見がありましたが、↓のようなコメントを戴いたので、そのコメントに対するお返事でした。仕組みがよく分からないのですが<(_ _)>、このコメントは私のパソコンでしか見られないものだったようです。
 
コメント
出雲大社、何度訪れても日本ではなく中国にいる様な感じになります。祀られている神々も神名とは異なる神も鎮座され、服装も日本の神々とは異なります。それ故、半島系・大陸系の神々の影響が強い様で、神職の方々もそんな様な顔付きをしており、納得しております。主斎神の大国主命ですが、大神神社の斎神である大物主命とは容姿・服装も異なり、また小国神社の斎神である大己貴命ともやはり異なりますね。
神話も含め、この手の類いの物語は、渡来人による創作なので仕方ない事ですが、大国主命が容姿も服装も日本の神様である事は確認出来ました。
 
お返事
私は2014年に初めて出雲大社に行ったのですが、中国へは行ったことがなかったので、中国にいるようだとは感じませんでした(^_^.)
コメントを戴いた記事は、古代史の謎解きブログを始めたばかりの2010年のものなので、まだ分かっていることがあまりなかったのですが、その後の謎解きと検証によって、現在までにかなりいろいろなことが分かってきました。
大国主命は創作上の「神」ではなく実在した「人」であり、スサノオの子孫たちですから、新羅人の系統でしょう。大神神社の祭神になっている大物主命はヤタガラスになって天津族の手引きをした最後の大国主の息子のアジスキタカヒコネノミコト(=鴨大神)のようです。この神社では、最後の大国主は「熊野夫須美(ふすみ=結び)神」、次の大国主になるはずだった息子は「御子速玉神」、子孫を殺されたスサノオは「家都御子(けつみこ=欠御子)神」として境内社の神宝神社に祀られています。
なお、神像は「肖像」ではなく、後世の人が想像して勝手に作ったものですから、容姿も服装も全くあてにはならないと思います。カミサマを実際に見て作ったものではないのですから(^o^)
 
上記のお返事に追加します。
 
百済人も新羅人も高句麗人も韓民族ですから、元々は同じ民族のようです。もっと遡れば、世界中の民族は全て2030万年前頃にアフリカで発生したホモサピエンスに収束するようですから、どの民族もみんな根は同じなのですが(^o^)
 
大神神社の境内社「神宝神社」と祭神
イメージ 1


イメージ 2

家都御子神は素戔嗚尊
イメージ 3
 
神像は後世の人が想像で作ったものだということに関しては、架空の人物である「聖徳太子」や「神功皇后」の神像もたくさん作られていますし、男である「熊野夫須美神」は神功皇后によく似た女神像に作られています。
 
神像の容貌や服装があてにならないと言えば、法隆寺の「聖徳太子座像」の服装は実際にはあり得なかったもののようです。
 
そういえば、江戸までは男神だったアマテラスは現在ではすっかり「女神」だと信じられていますよね

「神」はニンゲンが頭で作り出したものですから、ニンゲンの都合次第で性別でも「御神徳」でもいかようにも変えられるようです。古代にはなかった「自動車」の交通安全などという御神徳は、今では全ての神社のカミサマが請け負っていますしね(^_-)

 

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