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北海道の縄文遺跡8 温室効果ガスと放射冷却

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2015.12.9 北海道の縄文遺跡8 温室効果ガスと放射冷却

 

今朝は日の出前にものすごく冷えました。暖房は昨日までと同じ設定になっていたのですが、昨日までは十分な暖かさだったのに6時半頃から急に冷え始めて室温が下がり始めたのです<(_ _)>

 

昨日から天気予報では盛んに「明日の朝は放射冷却によって厳しい冷え込みになる」と繰り返していましたから、この急激な冷え方は放射冷却によるものなのかと実感しながら「温室効果ガスはどこへいってしまったのだろう?」とふと疑問が湧いてきました(^_^.)

 

「地球をくるんでいる温室効果ガスが増えたために地上の熱はガスに阻まれて宇宙空間に放出されず、大気中に戻ってきてしまうから地表が温暖化したのだ」というのが地球温暖化の「温室効果ガス説」ですよね? それなのにこの急激な冷え方は何なのだろう? 熱が抜けないとか戻ってきているとかどころの話でなく、一方的に抜けていっているではないか? 温室効果ガスは放射冷却に対してはどんな役割をしているのだろう?と疑問に思ったので、放射冷却について調べてみたところ、松江地方気象台の↓のページが出てきました。

 

でも↑には雲がないと地表面から放射されたエネルギーの多くは宇宙へと放射されると書いてありますから、地表面の熱を吸収したり放射したりしているのは雲であって、温室効果ガスではないようですが、温室効果ガスは放射冷却の場合だけは例外として吸収も放射もしないということなのでしょうか(^_-)

 

また放射冷却によって地表付近は冷えるけれど、地中は地熱が保持されているため地中深くなるほど放射冷却による温度低下は小さくなるそうですが、これは、熱は温室効果ガスからではなく地球内部から供給されているということですよね(^_-)

 

寒くなってお風呂のお湯がすぐに冷めるようになってきたので、保温シートを使ったところ、お湯は朝になってもかなり温かさを保っていました。でも、使う前よりは確かに冷めにくくなってはいましたが、シート自体が熱を出すわけではありませんから、もちろん入れるような温度ではありません。

 

地球と温室効果ガスの関係は、このシートとお風呂のお湯の関係と同じではないでしょうか?放熱を妨げ一部を反射することによって冷めにくくはなっていますが、暖めているわけではないのですから(^o^)

 

地上の放射冷却の説明では「冷えるのは雲がないと赤外線が宇宙に放射されてしまうせいだ」とし、地球の温暖化の説明では「地球の温暖化は温室効果ガスによって赤外線が宇宙に放射されずに戻ってきてしまうからだ」としているのは矛盾していますよね(^o^)

 

これもその場その場での「・・・と考えればよい」というつじつま合わせの説だから部分の説明と全体の説明とが食い違って矛盾してしまったということなのではないでしょうか(^_-)

 

地溝の「落ち込み説」もそうでしたし、「・・・とすればよい」というつじつま合わせの説は、歴史解釈の世界だけではないようです<(_ _)>

 

やはり

もっともらしい話に出会ったら警戒しなければならない。必要なのは、人が「A」と言ったら、「もしかするとB」ではないかと考え、「B」という考えが浮かんだら、「いや、Cかもしれぬ」と自ら否定してみる姿勢だ。

いうことのようですね(^_-)

 

ところで、今朝、エアコンで室温を設定してあったなら、部屋の中にいた私は放射冷却によって急激に気温が下がったことに気が付かなかったかもしれませんが(^_-)、設定してあったのは室温ではなく、床暖房のスイッチが入る時刻とその温度だったので、昨日までと同じ設定では室温が下がってしまったということに気が付いたのです。「現実的なおなご」である私は、学者さんたちのように頭で説を作ったのではなく、体感温度からこんなことを考えたというわけです(^_-)

 

今朝はこの冬一番の冷え込みだったそうで、8時頃にはまだ一面の霜でした。


――・――・――・――・――・――・――・――・――
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