2015年に千葉に地磁気の逆転層があって「第四紀更新世前期・中期境界の地磁気逆転地層の時代の国際標準模式地」として、国際学会に登録の申請がなされることを知って興味を持ち、
地磁気が逆転するとはどういうことなのかがさっぱり分からなかったので、続報や解説が出るのを待っていたのですが何も出てこなかったので、2016年の夏に養老渓谷へ行ってみました(^o^)。ところが見事に空振りで、現地では全く知られていなくて、場所さえも分かりませんでした(T_T)。
でも、その後現地で見学会があって見学者が殺到したとか、千葉県立博物館に「チバニアン」のコーナーができたとかのニュースがあったので、今度こそ詳しい解説がでてくるのではと期待したのですが、その後パッタリと報道がなくなってしまっていました。
先日久しぶりにチバニアンに関する記事を見かけたのですが、学者間でもめ事があったようで、認定の審査がストップしていたのだそうです<(_ _)>。
GSSP(国際標準模式層断面及び地点) として認められるためには、
・海底下で連続的に堆積した地層であること
・地層中に過去の地磁気の逆転が記録されていること
・地層の堆積した当時の環境変動が詳しくわかること
・誰でも見られる場所にあること
などいくつかの条件があって、「千葉セクション」はそれらの条件を満たしており(つまり養老渓谷はその頃海底だったということですね)、2017年11月には、1次審査で基準地を争っていたイタリアを退けて「千葉セクション」をこの年代の基準地に推薦すると決定されていたのだそうですが、そこで審議が止まってしまっていたようです。申請の期限は今年9月までで、それまでに書類を提出できないと期限切れになってしまうそうなのですが<(__)>。
対立するグループは土地の借地権を取得して立ち入れないようにするという姑息な手段で妨害しているようですが、どうせ学者間の先陣争いか功名争いだろうと思うとガッカリですね(T_T)。
ところで最近ドリアンが人気のようで、異臭騒ぎが起きるようなニオイとはどんなニオイなのか機会があれば知りたいと思っていたのですが、先日その機会がありました\(^o^)/。ニオイの少ない品種が開発されたようで、あまり強烈なものではありませんでしたが、確かに果物類の芳香とは程遠い鉱物臭のようなニオイでした。
種がいろいろな大きさと形で面白いなと思ったので洗っておいたのですが、気が付いたら2個に根が出ていました。
どんな芽と葉が出て来るのか植えてみましょう♪。以前マンゴーの種を植えた時は、根を芽と勘違いして逆さに植えてしまったのですが(^o^)。
果肉はクリーム状で白くて甘くアイスクリームのようだったので、ポポーの実を思い出したのですが、ポポーには完熟リンゴのような芳香がありましたから、同じ食感ならポポーの方が上かな?と思ったのですが、ポポーは傷みやすいので流通はしていないようです。もし売っているのを見かけたらまた買いたいのですが♪、長瀞まで行っても、よほど運がよくないと巡り合えないでしょうね。
ポポーの実
売っていないのなら自分で育てようと種をまいたのですが、2年目に枯らしてしまいました(T_T)。
このドリアンには芽が出るかな~?