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武蔵野台地と湧水96 川越街道 白子宿6

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2019.3.28 武蔵野台地と湧水96 川越街道 白子宿6
 
富澤湧水の他にも地図には「小島家湧水」が記されていたので、それも探してみると、江戸時代の川越街道が白子川を越えて崖の下で左に曲がる所で、まっすぐに崖の急斜面を上る急坂があり、その坂の中腹にありました。
 
小島家湧水
イメージ 1

湧水があった滝坂
イメージ 2 
この坂は、写真では緩やかな坂のように見えますが、実際は路面に車のすべり止めが施されているきつい急坂で、この坂を湧水が滝のように流れていたのだそうです。
 
滝坂説明 
イメージ 3 
この坂の右側が小島家の地所のようで、家の奥にもハケが見えていて、ここでも、この冬の極端な少雨にもかかわらず湧水が勢いよく流れ続けていました(^o^)
 
イメージ 4

イメージ 5
 
この坂の上はどうなっているのか行ってみたかったのですが、この坂は途中で行き止まりになっていて台地の上までは繋がっていませんでした。
 
坂が行き止まりになる手前に右に切れ込む道があったので、崖を回り込んで台地の上に出られるのかな?と思ったのですが、この道には「小島家」と標識が建っていましたから、この道の先も小島家で、この道は私道のようでした。
 
「小島家」の標識がある坂
イメージ 6 
今地図で確かめてみたところ、台地の上には笹目通りが通っていて、右に行く道はやはり小島家の敷地で終わっており、ここから車で台地の上に出られる道はないようです。平面の地図では高低差は分からないので、地図を見て至近距離だと思っても、間に段差がある場合にはなかなか下の道から上の道へは行けないのですよね。
 
台地の下から上に出るには、切通しの旧川越街道を行くか、大坂通りを上って行かなければならないようです。
 

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