昭和40年以降水は流れていなかったという玉川上水ですが、水は流れなくなっても、上水の通っていた跡は残っているようで、地図には上北沢の辺りから始まる緑道と「玉川上水公園」「玉川上水第二公園」「多摩川上水第三公園」「玉川上水永泉寺緑地」などが記されていたので、甲州街道沿いの「玉川上水永泉寺緑地」に行ってみました。
すぐ右横を走っているのが甲州街道で、その上を走っているのが首都高速4号新宿線なのですが、交通量の多い道路際に異空間のような緑地がありました(^o^)。ここは高速で何度も通っていたはずなのですが、高速ではあっという間に通り過ぎてしまいますし、下を玉川上水が流れていたことを知らなかったのでこれまで気が付いていませんでした<(_ _)>。知らないと見えないものってたくさんあるのですよね。
とてもいい感じだったので、昔、この辺りではこういう風景の中を上水が流れていたのだろうと思ったのですが、調べてみたらこの4つの公園は、玉川上水の暗渠の上を東京都水道局から借地して昭和54年に作られた公園なのだそうです。上水の跡がそのまま残っていたわけではないのですね。
付近を散歩してみると、この緑地の左奥には寺院がいくつも並んでいました。
ここは永福町寺町で、北烏山の寺町と同じように関東大震災のあと都心から移転したもののようです。
ネコビタイ便り
台風の後に脇芽を伸ばして花を咲かせた皇帝ダリアは、昨日の朝の冷え込みで凍ってサドンデスしてしまいました(T_T)。
前日まで咲いていた花
12.6に風で折れてしまった枝の蕾の付いている部分を花瓶に挿しておいたら、5~6輪の花を咲かせたのですが、
蕾をたくさん残したまま力尽きたようなので花瓶から出してみると、なんと根を出し始めていました。自ら動くことのできない植物は、環境やその時々の状況に合わせていろいろな戦略を立て、即実行に移して自分を変えることができる能力を持っているようです(^o^)。
皇帝ダリアの根